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しまね流ココニアルオンリーワン

 

 

コンピューターなどを動かすソフトウェアの”設計図”(ソースコード)を書く上で、欠かせないプログラミング言語。
国産で初めて国際規格として承認された「Ruby(ルビー)」は、”島根県松江発”の言語です。
開発者のプログラマー・まつもとゆきひろさんは松江市を拠点に、ウェブを通じて世界とつながり活躍しています。

 

 

 

プログラミング言語「Ruby」開発者まつもとゆきひろさん(松江市)の写真
まつもと・ゆきひろ昭和40年生まれ、鳥取県米子市出身。中学生のころからプログラミングを始め、大学卒業後はプログラマーに。
平成5年に「Ruby」を独自に開発し、2年後にOSSとして公開する。
平成9年にネットワーク応用通信研究所フェローとなり、松江市に転居。
現在は一般財団法人「Rubyアソシエーション」理事長や内閣総理大臣を本部長とするIT総合戦略本部の本部員、楽天技術研究所フェローなどを務める。
Rubyは平成24年、国際規格として承認。オランダのIT会社によると、世界の利用状況の人気ランキングで10位前後をキープしている。

 

 

 

プログラミング言語「Ruby」開発者

 

まつもとゆきひろさん(松江市)


「コンピューターの都合で人間が煩雑な作業をさせられるのは嫌。
面倒なことは機械にさせて、気分良く仕事をしたいんです」プログラマーの「気分」を重視するまつもとさんが開発したRubyは、
他のプログラミング言語に比べて少ない行数でソースコードが書け、修正も容易な作業性、柔軟性が特長です。
その快適さから、世界に数万あるというプログラミング言語の人気ランキングでは、10位前後の上位をキープしています。
誰もが無償で利用できるオープンソースソフトウェア(OSS)として一般公開したことも、人気の要因です。
「機密管理や販売の心配をするより、他者と情報を共有して、より高品質なソフトが生まれる方がいい」とまつもとさん。
その望み通り、公開から9年後にはデンマークのプログラマーがRubyを活用したフリーソフトを開発し、爆発的に普及しました。
まつもとさんの「気分重視」は、開発にとどまりません。
OSSを利用して事業展開するネットワーク応用通信研究所のフェロー(特別研究員)となり、名古屋市から松江市へ転居したのも一例です。
プログラマーからマネジャーへ”出世”する業界の慣習を「自分はマネジメントに向いてない」と拒み、プログラマーとして専念できる環境を選択しました。
現在まつもとさんの元には、日々Rubyに関する相談が世界各地から舞い込みます。
最先端で開発を手掛ける現状を「Rubyに関わっている時が楽しく、住環境もいい。不満はありません。どこでもできる職種なのに、都会で通勤ラッシュに遭うのが嫌なんです」と笑います。


11月にRubyの国際会議が開かれます

 

 

まつもとさんの活躍は、地域にも刺激を与えました。
島根県と松江市はRubyを核に産業振興を始め、松江市による研究・交流拠点「松江オープンソースラボ」がJR松江駅前に無料開放されています。
まつもとさんは「ITやOSSには地域格差を是正する力がある。特定のプログラミング言語で行政が動くのは前例がなく、勇気を感じる」といい、Ruby普及と人材育成にタッグを組みます。
毎年11月には官民で運営する国際会議「Rubyワールドカンファレンス」が松江市内で行われます。
主催者として準備に携わりながら、まつもとさんは「プログラミング言語は開発者にも想定外の用途があり、Rubyも常に改善が求められています。
直接ビジネスユーザーの要望をインプットできる国際会議は刺激的です」と第6回となる開催に期待を寄せています。

 

 

 

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○お問い合わせ
ネットワーク応用通信研究所TEL0852・28・9280

 

 

 


 


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