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特集しまね発見鉄道旅

車窓を流れる景色を楽しみながら、目的地までのんびり時間を過ごせる鉄道の旅。
島根県内には個性的な鉄道路線と、沿線の魅力あふれるスポットがあります。
時には日常を離れ、ローカル線に揺られて島根を旅してみませんか。

 

八万四千仏の写真
八万四千仏

 

信仰に出会う一畑電車

 

 

県東部・宍道湖(しんじこ)北岸の島根半島には、県内唯一の私鉄・一畑(いちばた)電車が走ります。
松江しんじ湖温泉駅と電鉄出雲市駅を北松江線が結び、出雲大社に向かう大社線が川跡(かわと)駅で分岐。
歴史深いスポットが沿線の魅力です。
なかでも北松江線の一畑口駅は全国から薬師信仰の寄せられる「一畑薬師(総本山一畑寺)」の玄関口として知られています。
一畑薬師は眼病回復や子の成長を願う参詣者が絶えず、本堂を囲む「八万四千(しせん)仏堂」にはあまたの仏像が奉納され、厳粛な空気が漂います。
一畑口駅の近くには、日本の酒造り発祥の地といわれる「佐香(さか)神社」もあり、全国から杜氏(とうじ)や蔵人が参拝します。
神社では毎年10月の秋季大祭に濁り酒を振る舞い、家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈ります。
また大社線では、電車が幾重にも連なる赤い鳥居と神社の間を通り抜けます。
高浜〜遙堪(ようかん)駅間にある稲生(いなり)神社の参道を線路が横切っているためで、車窓から”神々のふるさと”を感じることができます。
一畑電車はことし開通100周年を迎え、レトロな車両や運転体験が電車ファンに人気です。
一畑口駅はY字型に線路が行き止まるスイッチバックになっており、最後尾を先頭に電車が逆方向へ発車すると、驚く観光客も少なくありません。

 

 

 

一畑薬師本堂の写真
一畑薬師本堂

 

 

 

佐香神社の写真
佐香神社

 

 

 

一畑口駅の写真
一畑口駅

 

 

 

マップ

 

 

 

お問い合わせ
一畑電車(TEL0853・62・3383)
一畑薬師(TEL0853・67・0111)

 


清涼を感じて木次線

 

 

奥出雲おろち号の写真
奥出雲おろち号

 

 

 

奥出雲おろちループの写真
奥出雲おろちループ

 

 

 

宍道湖(しんじこ)南岸・松江市宍道町の宍道駅から広島県の備後落合(びんごおちあい)駅を結ぶJR木次(きすき)線は、
4月から11月までトロッコ列車「奥出雲おろち号」が運行しています。
窓ガラスがないオープン構造の客車に森林の風が舞い込み、夏でも清涼感が満喫できます。
奥出雲おろち号は、出雲市駅や雲南市の木次駅を始発駅として、備後落合駅との間を往復しています。
沿線には出雲神話ゆかりの地が数多くあり、中でも列車名の由来であるスサノオの八岐大蛇(やまたのおろち)退治は有名。
おろち号は2両編成の客車にディーゼル機関車が連結し、”現代の大蛇”さながらに緑豊かな山あいを走り抜けます。
駅構内に名水「延命水」が湧く出雲坂根駅から次の三井野原(みいのはら)駅にかけては、高低差約160メートルを一気に上がる難所です。
進行方向を2度切り替える三段式スイッチバックはおろち号の旅の最大のハイライト。
車窓からは目のくらむような深い渓谷と、二重らせんを描く奥出雲おろちループ橋が見え、圧巻です。
木次線では、特色豊かな停車駅も楽しみの一つ。
レンタル自転車の受け取りができる三井野原駅、特産・出雲そばが購入できる亀嵩(かめだけ)駅や八川(やかわ)駅などがユニークです。

 

願い乗せて三江線

 

 

第一江川橋梁の写真
第一江川橋梁

 

 

 

イメージ

 

 

 

中国山地から日本海へ注ぐ江(ごう)の川(かわ)に沿って、広島県三次(みよし)市から江津(ごうつ)市まで走るJR三江(さんこう)線。
昨年夏の豪雨被害で部分運休が続いていましたが、沿線住民の願いがかない7月に全線復旧します。
江津側から2番目の駅・江津本町駅周辺は、赤瓦の家並みが美しい「甍(いらか)街道」が延び、街歩きが楽しめます。
山際に建つ山辺(やまのべ)神社は、古くから海運の神として信仰されています。
境内には「願い石」という白竜の化身と伝わる一願成就の霊石があり、知る人ぞ知るパワースポットです。
川本町の石見川本駅からは、タクシーで15分の位置に長江(ちょうこう)寺があります。
寺宝「獏頭(ばくとう)の玉枕(ぎょくちん)」は、バクの顔をかたどった珍品。
悪夢を食べ良い夢をかなえる開運の宝として知られています。
カヌー体験やトレーラーハウスで宿泊できる美郷(みさと)町の粕淵(かすぶち)駅付近は、江の川を渡る鉄橋「第一江川橋梁」が見どころの一つ。
歩道が線路脇に敷設され、水の流れと鉄道の響きを感じ迫力満点です。
三江線沿線は石見(いわみ)神楽が盛んで、演目が各駅の愛称に採りいれられています。
また邑南(おおなん)町の宇都井(うづい)駅は地上約20メートルの高架橋の上にあり、別名「天空の駅」。
一見の価値があります。

 

時を遡る山口線

 

 

やまぐち号の写真
やまぐち号

 

 

 

県の西端・益田(ますだ)市から山口県方面へ延びるJR山口線は、津和野(つわの)町の津和野駅から新山口駅まで、SL「やまぐち号」が走ります。
「貴婦人」の愛称を持つC57型と、一回り小さいC56型があり、津和野の伝統的な街並みに汽笛が響くと時を遡ったかのよう。
豪雨被害により休止している津和野への往来も、8月中には再開予定。古都を再びSLが走ります。

 

 

 

マップ

 

 

 

お問い合わせ
奥出雲町観光推進課
(TEL0854・54・2504)

三江線改良利用促進期成同盟会
(邑智郡町村会事務局内)
(TEL0855・72・0015)

津和野町観光協会
(TEL0856・72・1771)

 

 

 


 


お問い合わせ先

広報室

島根県広報部広報室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp