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水辺の理想郷(アルカディア)

島根県立美術館の展示会のお知らせです。

シャヴァンヌと島根県立美術館について

人々が大地と水の恵みを享受する独自の理想郷を描き出した、19世紀フランスを代表する壁画家ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ。
ゴッホやスーラらに影響を及ぼした知られざる巨匠の、世界的にも希有(けう)な展覧会を島根県立美術館が企画・実現しました。
シャヴァンヌの理想世界を、美術館から眺める水辺の景色と重ねながら堪能してはいかがでしょう。

 

 

諸芸術とミューズたちの集う聖なる森
《諸芸術とミューズたちの集う聖なる森》1884-89年頃、油彩、93x231cm、シカゴ美術館PotterPalmerCollection1922.445
Photography(C)TheArtInstituteofChicago

 

 

 

プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)
《プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)》1885-87年頃、油彩、94×280cm、個人蔵CourtesyofStairSaintyGallery,London

 

 

 

プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)
《プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)》1885-87年頃、油彩、94×125.1cm、
トリード美術館ToledoMuseumofArt,PurchasedwithfundsfromtheLibbeyEndowment,GiftofEdwardDrummondLibbey,1951.313

 

 

 

海辺の乙女たち
《海辺の乙女たち》1879年頃、油彩、61×47cm、オルセー美術館
(C)RMN-GrandPalais(museed'Orsay)/HerveLewandowski/distributedbyAMF-DNPartcom

 

見どころについて

黒田清輝ら日本の近代絵画にも影響を与えたシャヴァンヌは世界的に重要な画家でありながら、各国に作品が散逸したために忘れられた存在となっていました。
その全体像を伝える展覧会は珍しく、今回は4カ国40カ所の賛同によりコレクションが集結しています。
大規模な壁画装飾をハイビジョン映像で紹介するほか、世代を超えた人々のつながりを描いた壁画「プロ・パトリア・ルドゥス」の2分割された縮小作品が100年ぶりに「再会」するなど、見どころ豊富です。
「諸芸術とミューズたちの集う聖なる森」はシャヴァンヌの代表作。
仏リヨン美術館の壁画として描かれ、縮小作品の油絵も作成されました。
淡い色合いで女神(ミューズ)などの形態を簡素化して描き、汚(けが)れなき太古への憧憬(しょうけい)を独創的な世界に表現しています。
理想郷の神髄といわれるこの作品には夕日に輝く湖や遠くの山並みが描かれ、松江市の宍道湖畔に建つ県立美術館の眺めにどこか似ています。
今年3月に開館15周年を迎えた県立美術館は、美術鑑賞や屋外彫刻を見ながらの散策、夕日を楽しむ憩いの場として親しまれています。
その姿はまさに、自然と人と芸術が調和した「水辺の理想郷」。
開館時のコレクションとしてシャヴァンヌ2作品を購入し、その理想世界のような水辺の芸術拠点を目指してきた美術館にとって、今回の展覧会は節目を飾る意義深いものです。
シャヴァンヌの穏やかで気品のある画風は、日本の芸術家が神話世界を描く手本にもなりました。
神話の舞台・島根で出会うシャヴァンヌの作品世界は、さらに奥深く感じられることでしょう。
「水辺のアルカディアピュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界」は東京で先行展示。
主会場の島根県立美術館では3月20日から6月16日まで開催されます。

 

 

野外彫刻作品「宍道湖うさぎ」の一部の写真
野外彫刻作品「宍道湖うさぎ」の一部

 

 

 

 

宍道湖畔に建つ島根県立美術館の写真
宍道湖畔に建つ島根県立美術館

 

 

 

 

○お問い合わせ
島根県立美術館(TEL0852・55・4700)

 

 

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