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ようこそ隠岐!地球(ジオ)博物館

貴重な地質と豊かな生態系、人の営みに触れられる自然公園「ジオパーク」。
隠岐諸島と周辺海域からなる「隠岐ジオパーク」は昨年、日本で6番目の世界認定を受けました。
隠岐世界ジオパークの魅力は、ユーラシア大陸の一部だった2億5千万年前からの大地の変化や、それによって育まれた独自の生態系と
歴史文化が、離島という限られたエリアに凝縮している点です。
他に類を見ない奇観や動植物、人々の暮らしなど、目にするものすべてが地球の営みを伝える隠岐は、さながら"地球(ジオ)博物館"。
観光シーズンが幕を開ける隠岐へ、地球探訪の旅へ出掛けましょう。

 

 

ようこそ隠岐!地球(ジオ)博物館

 

 

 

火山の造形美隠岐島前

 

隠岐島前(どうぜん)について

西ノ島町、海士(あま)町、知夫(ちぶ)村からなる隠岐島前(どうぜん)。
島はもともと西ノ島町の焼火(たくひ)山を中央火口丘とするカルデラ地形で、各地に火山の痕跡が残ります。
内航船で島をめぐりながら、特色ある「ジオサイト」を探訪できます。
西ノ島町北西の景勝地・国賀(くにが)海岸には、海面から257メートルの高さで切り立った「摩天崖(まてんがい)」があります。
630〜580万年前に噴出した溶岩が、色の異なる岩の層になっています。
海岸は荒波と北西の季節風に侵食され、大きな岩のアーチ「通天橋(つうてんきょう)」や観音像に似た「観音岩」など、自然の造形は息をのむ迫力。
赤尾展望所からの眺めは絶景です。
海士町の明屋(あきや)海岸には、280万年前の火山活動の痕跡があります。
溶岩に火山弾がめり込んだまま固まった岩盤は、遊歩道から触れることもできます。
近くには韓国・鬱陵(うつりょう)島の固有種と考えられていた「タケシマシシウド」の国内唯一の自生地があり、隠岐と大陸側との関係を感じることができます。
知夫村の展望地「赤ハゲ山」には、隠岐独特の農法「牧畑(まきはた)」の石垣が残ります。
痩せた土地を石垣と柵で区切って放牧と畑作を4年周期で行ったもので、厳しい自然条件の離島ならではの知恵がうかがえます。
春にはノダイコンの花に囲まれて牛が草をはみ、何とものどか。
西海岸には赤や黄、茶色の鮮やかな崖が1キロにわたって続く「赤壁(せきへき)」があり、遊覧船からも迫力の景観を楽しめます。

 

 

独自の歴史・文化

 

隠岐の文化について

隠岐はその地理的条件から、日本海交易の中継点や流刑の地としての役割がありました。
人と物の交流から多様な文化がもたらされ、隠岐で独自に継承されています。
平安時代から伝わる隠岐の島町・隠岐国分寺の「蓮華会舞(れんげえまい)」は古代の芸能様式を色濃く残し、
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
龍の面を付けて踊る「龍王」や、農作業の動きを表現した「麦焼き」など演目は多彩です。
海士町の「隠岐神社」は、承久の乱でこの地に配流となった後鳥羽上皇を祭る神社。
島後の伝統行事「牛突き」は、上皇を慰めるために始まったと伝えられています。
1勝1敗の2番勝負で行う「隠岐古典相撲」、隠岐総社として信仰される「玉若酢命(たまわかすのみこと)神社」の
御霊会風流(ごれえふりゅう)の勇壮な馬入れ神事も、独特の文化を今に伝えます。

 

 

不思議満載隠岐島後

 

隠岐島後(どうご)について

隠岐の島町の隠岐島後(どうご)は、ほぼ円形の島。
隠岐を含めた日本列島がユーラシア大陸の一部だったことを伝える「隠岐片麻岩(へんまがん)」が分布するほか、島全域には自然が生み出した不思議な景観が広がっています。
島のほぼ中央にある銚子ダム横の林道脇には、隠岐片麻岩の崖があり、手軽に観察できます。
その林道を上った所にある岩倉神社は、神木「乳房杉(ちちすぎ)」で有名。
樹齢800年、幹回りは太いところで16メートルにもなり、地上4〜8メートルの高さに、大小24個の乳房状の根が垂れ下がっています。
根元にある風穴(ふうけつ)から吹き出す冷気が漂い、白くかすんだ姿は神秘的です。
乳房杉のある一帯は「自然回帰の森」といわれ、5月頃に花を咲かせるオキシャクナゲの自生地があるほか、国の天然記念物のヤマネやカラスバトが姿を見せることも。
全長26メートルもある「トカゲ岩」は奇岩中の奇岩。
形が珍しいだけでなく、国内で最も高濃度のアルカリ岩からできており、日本列島とは異なる大陸的な特徴を伝えます。
島の真北には、景勝地で知られる白島(しらしま)海岸があり、その名の通り白い岩肌が青く澄んだ海と樹木の緑に、鮮やかなコントラストを描きます。
突き出した半島の先に大小の島があり、「象ケ鼻」もその一つ。
風化と波の侵食による自然の造形は、まるで巨象が鼻で水を吸い上げているようです。
夕日スポットの代表は、北西部の「ローソク島」。
福浦港から出る遊覧船から眺めると、島の突端に夕日が重なり、ろうそくに灯がともったように見え感動的です。

 

 

隠岐ごよみマップ

 

 

 

お問い合わせ/
隠岐ジオパーク推進協議会(TEL08512・2・9636)
隠岐観光協会(TEL08512・2・1577)

 

 

 

アクセス
大阪・伊丹空港と出雲縁結び空港から飛行機で行けるほか、松江市の七類港と鳥取県境港からフェリーと超高速船があります。
島前-島後間はフェリーと超高速船のみで、島前3島間は内航船が便利。
隠岐島前はレンタカーやタクシーの台数が限られるため、予約やバスツアーの活用がお薦めです。

 

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