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今に生きる近代の建築物

明治維新から終戦までの近代に建てられた西洋風の建築物。
こうした建築物が最近、観光資源として注目されています。
近代の建築物は島根県内にも数多く残り、多くの観光客が訪れています。
そうした中から、創建当時の姿を残しながら、再活用が図られている県内の近代建築を中心に紹介します。


ごうぎんカラコロ美術館のギャラリー

ごうぎんカラコロ美術館

今にも生きる近代の建築物

マップ

平成24年9月、松江市殿町にある、山陰合同銀行の旧北支店が「ごうぎんカラコロ美術館」(写真1)としてオープンしました。
同支店は大正15年に八束銀行本店として建設された鉄筋コンクリート造り2階建ての本格的な西洋建築物。
2階に1階フロアを見渡せる回廊があり、かつて典型的だった銀行建築物の構造になっています。同市出身の故平塚運一(ひらつかうんいち)の版画や、洋画の大作などを展示しています。
すぐ西側にある同市殿町の「カラコロ工房」(写真2)は、昭和13年に建てられた、日本銀行の旧松江支店で、重厚な西洋建築です。
鉄筋コンクリート造り地上3階、地下1階で、2階にはやはり回廊があります。地下の金庫室はギャラリーとして使われており、分厚い扉が目を引きます。
同市美保関(みほのせき)町の「美保関灯台ビュッフェ」(写真5)は、明治31年に初点灯した美保関灯台の職員の宿舎として併設された石造り建築物。
昭和47年からビュッフェとして利用されています。
灯台、ビュッフェのいずれも国の登録有形文化財に指定されています。
同じく登録有形文化財になっている同市奥谷町の「島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム)」(写真4)は、大正13年に旧制松江高校外国人宿舎として建設。
急こう配の三角屋根を持つ、2階建ての木造洋風建築物で、今は地域住民や学生、留学生、観光客の交流の場となっています。
大田市温泉津(ゆのつ)町の温泉街にある「震湯(しんゆ)ギャラリー、震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)」(写真7)は、大正8年に建てられた洋風の木造2階建て浴舎。
昔から湧き出ていた温泉が、明治5年の浜田地震で湯量が増えたため「震湯」と名付けられました。
ギャラリーはかつての女湯脱衣場、カフェは男湯脱衣場を使用。
くぎが一本も使われていない組み込み式天井の細工が見事です。
松江城山の「興雲閣(こううんかく)」(写真3)は明治36年に建てられ、大正天皇が皇太子時代に山陰行啓した際に宿舎として使われました。
木造2階建てで、白く塗った下見板張りが施され、入母屋の瓦屋根を載せた擬洋風建物。平成23年まで松江郷土館として利用されていましたが、
現在は外観のみ見ることができます。
隠岐の島町にある隠岐島・民俗資料館「隠岐郷土館」(写真9)も、明治18年に隠岐郡役所として建設された木造2階建ての擬洋風建物です。
近代建築物には洋風のものだけでなく、和風の建築物もあります。
その代表的なものが、重要文化財に指定されている出雲市大社町の「旧大社駅」(写真6)。
大正13年に建設された木造瓦葺の宮殿風建物で、平成2年の大社線廃止で駅舎としての役目を終え、現在はギャラリーや観光施設として保存活用されています。
益田市本町にある「益田市立歴史民俗資料館」(写真8)も和風建築物です。
大正10年に美濃郡役所として建てられ、国の登録有形文化財に指定されています。
石見地方独特の赤瓦が目を引きます。
○お問い合わせ
ごうぎんカラコロ美術館山陰合同銀行(TEL0852・55・1000)
カラコロ工房(TEL0852・20・7000)
島根大学旧奥谷宿舎(TEL0852・33・7032、平日はTEL0852・32・6496)
美保関灯台ビュッフェ(TEL0852・73・0211)
震湯カフェ内蔵丞(TEL0855・65・4126)
益田市立歴史民俗資料館(TEL0856・23・2635)
隠岐郷土館(TEL08512・5・2151)

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