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世界遺産登録5周年石見銀山大森地区町並み散策

大田市の石見銀山遺跡が平成19年に世界遺産に登録され、今年で5周年を迎えました。
この間、遺跡の研究調査が進む一方で、中核地域である大森町の重要伝統的建造物群保存地区は、江戸時代の風情を残しながら整備が進み、歩く観光地として定着しています。
その見どころを紹介します。


大森地区町並み散策

龍源寺間歩の写真
龍源寺間歩

マップ

大森町の町並みから約2キロ離れたところに「石見銀山世界遺産センター」があります。
同センターには銀山の歴史や採掘技術などを紹介する展示物があり、事前学習に最適です。
同センターは約400台の駐車スペースを備えており、環境に配慮するため、遺跡への観光車両乗り入れを抑制するパーク・アンド・ライドの拠点となっています。
同センターから路線バスに乗り、5分ほどで大森バス停に着きます。
降りて約200メートルで、大田市観光協会の観光案内所と石見銀山ガイドの会の事務所、銀山遺跡の模型がある石見銀山公園に到着。
ガイドの会では無料の定時ガイドを受け付けています。
まず、車窓から見えた羅漢寺(らかんじ)へ。
岩窟に安置された五百羅漢は、江戸時代中期に仏教の興隆と代官所領内の安寧を祈願して造営され、羅漢像の表情は一体ごとに異なっています。
そこから約1キロにわたり江戸時代の面影が残る町並みを散策。徒歩ばかりではなく、レンタサイクルも利用できます。
北へ緩やかな坂道を下ると、古い商家を生かした群言堂(ぐんげんどう)が目に飛び込みます。
天然素材を使った服をはじめ、小物、雑貨を販売し、カフェも備えており、優雅な時間を過ごすことができます。
旧河島家住宅は代官所地役人の武家屋敷。武士の住まいを今に伝えています。
斜め向かいの町並み交流センターは、明治時代半ばに建てられた旧大森区裁判所。
当時の裁判の様子が分かる展示物もあります。
さらに下ると、熊谷家(くまがいけ)住宅があります。
銀山経営などに当たった有力な商家で、当時の暮らしぶりを伝える家財などを展示しています。
石見銀山資料館は、大森代官所跡に明治時代に建設された邇摩郡役所を使った施設で、鉱山や代官に関する資料を展示。
隣にある城上(きがみ)神社の天井には龍が描かれており、その下で柏手を打つと、音が共鳴し、龍が鳴いているように聞こえると言われています。
このように重要伝統的建造物群保存地区に選定されている大森町の町並みは、武家屋敷や商家、神社仏閣が混在した空間で、歴史と文化にあふれています。
商家や古民家を生かしたショップ、カフェは心を和ませてくれます。
一方、石見銀山公園から南へ約2キロ行くと、龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)があります。間歩とは坑道のことで、石見銀山には600以上あると言われています。
全長約630メートルある龍源寺間歩は、唯一、年間を通して公開されている間歩です。公開区間は156メートルで、壁面にはノミの跡が残っており、鉱山従事者たちの苦労をしのばせます。
また、龍源寺間歩への途中にある清水谷(しみずだに)製錬所跡は、明治26年から建設され、わずか1年半余りで閉鎖された、9段の城壁のような石垣が圧巻の明治時代の製錬所跡です。

マップ

○お問い合わせ
石見銀山世界遺産センター(TEL0854・89・0183)
大田市観光協会(TEL0854・89・9090)
石見銀山資料館(TEL0854・89・0846)
 

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