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島根の匠雲州算盤

島根県東部の山間地・奥出雲町横田地区で江戸時代末期から続く雲州算盤(うんしゅうそろばん)作りに打ち込む石原長蔵(いしはらちょうぞう)さん。
電卓の登場で日常生活での使用は減ったものの、珠算教室などでの利用は変わらず、石原さんは昔ながらの手作業で1丁ずつ精魂込めて仕上げています。

島根の匠雲州算盤

細かい作業も昔ながらの道具で行う写真
細かい作業も昔ながらの道具で行う

磨いた算盤の珠を1個ずつはめ込む写真
磨いた算盤の珠を1個ずつはめ込む

昔ながらの手作業にこだわり


石原さんは横田農林学校を卒業後、農業に従事していましたが、父親の死をきっかけに昭和26年に知人の算盤職人に弟子入りしました。
「23歳の遅い弟子入りだったが、家を守るため未知の世界に飛び込んだ」と1年間の修業を経て、自宅で算盤制作の道に入りました。
算盤作りには、枠を組み立てたり、珠を削ったりするなど187もの工程があり、石原さんは今もそのひとつひとつの工程にこだわります。
「徒弟制度の中で技術を身に付けたので、手間がかかっても昔ながらのやり方は変えられない」と、使い込んだ道具を使って月産約10丁のペースで制作に励みます。
普段は製造会社からの仕事を引き受けていますが、名指しの注文もあります。
「うれしいけれど、プレッシャーもある。何年経(た)とうと満足できるものができたと実感できない」と、いいもの作りへの挑戦に終わりはありません。
石原さんは平成8年から、JR木次線出雲横田駅前にある雲州そろばん伝統産業会館隣のそろばん回廊で観光客に制作工程を実演しています。

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「挑戦に終わりはない」と語る石原長蔵さんの写真
「挑戦に終わりはない」と語る石原長蔵さん

○お問い合わせ/雲州算盤協同組合事務局
(TEL0854・52・0369)

 

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