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伝統工芸隠岐の木にこだわり熟練の木工芸

隠岐の島町の北東部にあたる布施地区で、恵まれた森林資源を素材に半世紀以上も木工品制作に励む脇坂春斎(わきさかしゅんさい)(本名・新一[しんいち])さん。
飾り箱など熟練の技術で生み出された作品は、日本伝統工芸展で数々の受賞を誇る島根を代表する工芸品です。

伝統工芸隠岐の木にこだわり熟練の木工芸の写真

時間をかけて乾燥させた木を丁寧に削っていく写真時間をかけて乾燥させた木を丁寧に削っていくの写真その2
時間をかけて乾燥させた木を丁寧に削っていく

木目の美しさを最大限に生かす


脇坂さんは昭和15年に県林産試験場木材工芸科を修了後、父親のもとで厳しい修業に打ち込みました。
「小さい時から父親の仕事を見ていたので、自然と同じ道に進んだ」と迷いはなかったそうです。
材料の杉や桑、ケヤキなどはすべて地元隠岐産で、自分で山に分け入って伐採し、製材、乾燥に約30年を費やします。
「良い作品を仕上げるには良い材料でないとならないし、狂いを直すには時間をかけるしかない」とこだわりの姿勢を崩しません。
「1年間で作れるのは3つ程度。自然が生み出した木目の美しさを最大限表現するのが目標」と言うように、
選び抜いた材料をカンナやノミなどを使って丁寧に加工していきます。
「隠しほぞ」など表面から見えない部分も高度な技術を駆使して美しさを際立たせていきます。
自宅から約300メートル離れた海の見える場所に工房を構える脇坂さんは「良いものを作ろうと意識すると駄目で無心が一番。
木が語りかけてくるのを感じられれば良いものができる」と話します。
「仕事をやりだすと止まらなくなるので体調と相談しながら進めたい」と、米寿を迎えても創作意欲は衰えません。

「無心が一番」と語る脇坂春斎さんの写真
「無心が一番」と語る脇坂春斎さん

桑杢造八稜飾箱象嵌虹の写真(くわもくづくりはちりょうかざりばこぞうがんにじ)
桑杢造八稜飾箱象嵌虹(くわもくづくりはちりょうかざりばこぞうがんにじ)

桑杢造八稜飾箱の写真
桑杢造八稜飾箱

桑杢造飾箱の写真(くわもくづくりかざりばこ)
桑杢造飾箱(くわもくづくりかざりばこ)

工房で制作に打ち込む脇坂さんの写真
工房で制作に打ち込む脇坂さん

○お問い合わせ/木工芸・脇坂春斎
(TEL08512・7・4302)
 

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