島根の不思議発見?!
島根には溶岩トンネルがあるという・・・・・
石段を降りると暗闇にトンネルが広がる
ボタンの島で知られる大根島(松江市八束町)には、約20万年前の火山の噴火でできた珍しい溶岩トンネルがあります。
このうち島の中央部にある竜渓洞(りゅうけいどう)は国指定の天然記念物ですが、一般の人でも事前予約すればガイドと一緒に観察ができます。
溶岩で組み上げられた入り口から12段の石段を降りると、地底にトンネルが約100メートルにわたって広がっています。
入り口右側には神溜(かんだま)りと呼ばれる円形の火口が懐中電灯の明かりに浮かび上がります。
このほか溶岩が流れたり、天井からしたたり落ちたりした痕跡、火山性ガスの抜け穴などが観察できます。
トンネル内は気温15度で年中一定しており、コケに似た地衣類(ちいるい)が繁殖しているほか、目の退化した白いエビの仲間も生息しています。
年間2000人の来訪者のガイド役を務める門脇和也(かどわきかずなり)さんは「とても貴重な自然遺産。
環境を壊さず、後世に伝えていきたい」と話しています。
神溜りといわれる火口跡 | 島の中央に位置する竜渓洞入り口 | 空洞だらけの溶岩 | 暗闇に生息する目の退化した白いエビ |
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