I・J・Uターン者インタビューしまね移住人
匹見の自然に魅了され、「ひきみ学舎(まなびや)」を設立田代信行さん
たしろ・のぶゆき
昭和40年静岡県生まれ。大学卒業後、東京の編集プロダクションに勤務、結婚を経て平成7年旧匹見町にIターン。
林業の傍ら、地域の自然や歴史、生活文化を学ぶ「ひきみ学舎」を設立し、地域活性化に取り組む。
東京から益田市匹見町に移り住んで14年。
山里の自然の中で家族と一緒にゆったりと暮らす田代信行さんは、
地域の仲間と匹見の素晴らしさを全国に発信するとともに、地元の子どもたちの自然観察ガイドも務めています。
匹見の田舎ライフの魅力を聞きました。
移住しようと思った動機は?
田舎で暮らしたいと思って候補地を探していたところ、東京のイベントで匹見町のことを知り、
森林組合に電話したら、仕事だけでなく住むところまで教えてくれました。
商店や学校など必要な施設もあったので、それなら行ってみようと決心しました。
移住しての印象はいかがですか?
山の下草刈りが最初の仕事でした。
炎天下の中での作業は厳しかったのですが、デスクワークでは経験できない充実感を味わいました。
もともと山歩きが大好きなので、木々のざわめき、鳥のさえずり、かれんな草花など四季折々に素晴らしさを感じています。
特に水がきれいで、山仕事の後に飲む沢の水は最高においしく、まさに「森がはぐくんだ命の水」を実感します。
自然学習を始めたきっかけは?
移住から数年後に、県の森林インストラクターの資格を得たことがきっかけで、
自然の中で遊ぶ機会が少なくなった地域の子どもたちに、匹見の自然の素晴らしさを知ってもらおうと思って始めました。
もちろん自分も一緒に楽しんでいます。
移住を考える人へのアドバイスは?
自分にも勢いで来たところがありますが、多少不便であっても結構なんとかなるものです。
でも何か打ち込めるものがないと、長続きしないので、それを見つけてほしいと思います。
これからの目標は?
仲間と一緒に匹見の自然や文化を学ぶ活動に力を入れています。外からの
視点も生かしながら地域に元気を生
み出していきたいと願っています。
カメラを手に自然豊かな森を散策する田代信行さん
森の斜面で下草刈りに励む
子どもたちに自然の素晴らしさを解説
●田舎ごこち発刊島根県農林水産部は担い手不足解消につなげようと、県内にI・Uターンして農林水産業に積極的に取り組む
20−40代10組の声をまとめた「田舎ごこち」(B5判、96ページ)を発刊しました。
県職員自らが取材、執筆を担当し、田舎暮らしの素晴らしさを紹介しています。
県内外の主な書店で発売中。1500円(税込み)。
○問い合わせ
県農林水産部農林水産総務課(TEL0852・22・5322)
田代信行さんは「田舎ごこち」にも掲載
UIターン
島根へUIターンを希望される方のために、下記メニューを中心に、支援しています。
【UIターンのための無料職業紹介】
島根へのUIターン就職を希望される方のために、無料職業紹介を行っています。
登録されると、県内企業に就職するためのあっせんを行います。
またUIターン向け求人情報を定期的にお届けします。下記ホームページからも求職登録が可能です。
【UIターンのための産業体験】
県外在住者が県内の受入先で一定期間、農林水産業などの産業体験を行う場合に、
滞在に要する経費の一部(月額5万円)を助成します。
《ふるさと定住・雇用情報コーナー》
●にほんばし島根館TEL.0120-60-2357
●島根県大阪事務所TEL.0120-70-2357
●島根県広島事務所TEL.082-541-2410
(財)ふるさと島根定住財団<ジョブカフェしまね>
TEL0852・28・0690
http://www.teiju.or.jp(外部サイト)
E-mailshimane@teiju.or.jp
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