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島根が世界に誇るユネスコ無形文化遺産

ユネスコが今年初めて作成した世界の代表的な無形文化遺産リストに、
日本を代表する文化財として島根県から浜田市三隅町の「石州半紙(せきしゅうばんし)」が登録されることになりました。
さらに松江市鹿島町の佐太(さだ)神社に伝わる「佐陀神能(さだしんのう)」もユネスコ無形文化遺産の候補に国から提案されています。

1300年の伝統を誇る石州半紙は、地元産の楮(こうぞ)に、トロロアオイの根の粘液を加えた流しすきの技法で作られます。
強靭(きょうじん)で水に強く、光沢のあるのが特徴で、江戸時代には商家の帳簿用の紙として重宝されました。
伝統の技法は、石州半紙技術者会に受け継がれ、昭和44年に国の重要無形文化財に指定されました。
また楮だけでなく、原料に三椏(みつまた)も使った石州和紙も制作されており、ふすま紙や壁紙、封筒などさまざまな用途に利用されています。
昨年秋には三隅中央公園内に石州和紙会館がオープンし、会員の作品が見られるほか、作業工程も学べ、紙すき体験もできるようになりました。
リスト登録を受けて技術者会の川平正男(かわひらまさお)会長は「会員それぞれが、伝統の技法を守りながら個性を生かし、価値を継承できるよう努めていきたい」と話しています。
一方、佐陀神能は能楽の様式を取り入れた独特なもので、出雲神楽の源流といわれています。
毎年9月24、25日に佐太神社の御座替祭(ござがえさい)の神事として舞い継がれてきました。
佐陀神能は七座(しちざ)、式三番(しきさんば)、神能の3つからなり、七座は面をつけず剣や榊(さかき)を手にしたお清めの舞い、式三番はお祝いの舞い、神能はストーリー性のある神話劇といえます。
このうち神能には、佐太神社の縁起を語る大社(おおやしろ)、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する八重垣など12の演目があります。
面をつけた舞手(まいて)が、能楽と同じように笛や鼓、太鼓の囃子(はやし)、謡(うたい)に合わせて優雅に舞いを繰り広げます。
石見地方で盛んに舞われるきらびやかな石見神楽と違って、ゆったりとした動きが特徴です。昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
佐陀神能保存会の宮川康秀(みやがわやすひで)会長は「周りに認められたのは励みになる。今後も普段通りの気持ちで伝統継承に努めていきたい」と話しています。

石州半紙

流しすきの技法で作られる石州半紙の写真
流しすきの技法で作られる石州半紙

 

イメージ写真その1

 

 

イメージ写真その2

 

 

イメージ写真その3

 

佐陀神能(登録申請中)

出雲神楽の源流といわれる佐陀神能の写真
出雲神楽の源流といわれる佐陀神能

 

イメージ写真その1

 

 

イメージ写真その2

 

 

イメージ写真その3


○お問い合わせ

 

 

 

石州半紙技術者会・石州和紙協同組合
事務局(石州和紙久保田)
(TEL0855・32・0353)

 

 

石州和紙会館(TEL0855・32・4170)
佐太神社(TEL0852・82・0668)

 

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