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重要無形文化財石州半紙

重要無形文化財石州半紙の写真

 

微細で強靱(きょうじん)で光沢のある和紙として知られる石州半紙は、良質の楮(こうぞ)を原料に、
トロロアオイの根の粘液を補助材料にして、職人の手による流しすきの技法で作られます。
石見地方で1300年も続く伝統の技法は、浜田市三隅町の石州半紙技術者会に受け継がれ、
会員が作った石州半紙は、昭和44年に国の重要無形文化財に指定されました。
昨年はユネスコの無形文化遺産リストにも選ばれるなど、島根を代表するブランドといえます。

 

 

半紙の作成手順
水を入れたすき舟の中で楮の繊維とトロロアオイの粘液を混ぜ合わせる1.
水を入れたすき舟の中で楮の繊維とトロロアオイの粘液を混ぜ合わせる

すいた和紙を1枚ずつ丁寧に重ねていく2.
すいた和紙を1枚ずつ丁寧に重ねていく

出来上がったばかりの水をたっぷり含んだ和紙3.
出来上がったばかりの水をたっぷり含んだ和紙


製作工程
制作工程の写真

 

 

和紙作りは、冬場の楮の刈り取りから始まります。地元の生産者が育てた原木は約1メートルに切りそろえられ、
束にして紙すき職人のもとに運ばれます。そして蒸した原木の皮をはぎ、細かい繊維にして、
水を張ったすき舟の中でトロロアオイの粘液と混ぜて紙すきを行います。
ただ原木生産者の高齢化に伴い、原料の確保が気掛かりです。
 

伝統技法で生み出される製品は高品質で、国内外で高く評価されていますが、職人として一人前になるには何年もかかります。
技術者会メンバーはわずか4軒で、後継者の育成が急がれているほか、販路の拡大も求められています。
 

技術者会の川平正男会長は「会員それぞれが、伝統の技法を守りながら個性を生かして紙すきに励んでいる。手間はかかるが、いろ
んな体験が技術の幅を広げ、いいものを作り出す」と話します。
「自分も半紙だけでなく、織物に加工できる紙布(しふ)に取り組んでいきたい」と挑戦の姿勢を忘れていません。
 

昭和61年にはブータン王国の要請に応えて紙すきの技術指導に出掛けたほか、同国の研修生を受け入れて国際的な貢献にも努めています。
また昨年秋には三隅中央公園内に石州和紙会館がオープンし、会員のさまざまな作品が見られるほか、作業工程も学べ、紙すき体験もできるようになりました。

 

石州和紙会館オープン!

石州和紙会館お問い合わせ

〒699-3225浜田市三隅町古市場589
(三隅中央公園内)
TEL&FAX0855・32・4170
Mailwashikaikan@sekishu.jp
URLhttp://www.sekishu.jp/washikaikan/(外部サイト)

 

 

お問い合わせ

石州半紙技術者会・石州和紙協同組合事務局
(石州和紙久保田)TEL0855・32・0353

 

 

 

 

 

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