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キラリ懐かしのニッポン

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室谷(むろだに)の棚田(浜田市三隅町)


何百年も昔から受け継がれる、稲作文化の原風景が谷に広がります。

稲作文化の原風景の写真
 

山の斜面に、金色の稲穂がそよぐ秋。千枚の棚田(たなだ)が、豊かな実りをもたらす季節を迎えました。
畦(あぜ)の曲線が幾重にも重なり、何百年も昔から受け継がれる、稲作文化の原風景が谷に広がります。
浜田市三隅町、室谷地区の棚田は、平成11年に「日本の棚田百選」に認定されました。
かつて約四千五百枚を数えた棚田は、減反政策などで植林や転作が進んだものの、百選の認定を機に価値が再認識され、保全運動が活発です。
収穫後の田を舞台に住民が始めた「棚田まつり」は、山里が最もにぎわう行事。
悩みの種だった世帯数の減少も、近年は若い後継者が定着しつつあります。
地域外の棚田オーナーや、島根県立大学の学生も、耕作に通ってきます。
棚田を抱く大麻山(たいまさん)(標高599メートル)は、古来より信仰の対象であり、日本海と中国山地の絶景が望めます。
山頂近くにある大麻山神社は、美しい枯山水庭園で有名です。
室谷の棚田を守る両谷自治会長の佐々木茂量(しげかず)さんは「この自然と文化に、住民は愛着を持っている。若者たちにも、引き継いでほしい」との願いを込めます。
昼夜の寒暖差が大きい気候、大麻山のもたらす水、風通しの良い地形が作り上げる棚田米は、味が良いと評判。
今年は10月19日に「棚田まつり」が開催され、石見神楽や和太鼓の催しのほか、棚田米を中心にした郷土食、特産物も並び、山の恵みを分かち合います。

 

MAP 【MEMO】

室谷(むろだに)の棚田日本海に近い大麻山の斜面を中心に開田、現在は標高100〜360メートル辺りに田が広がっています。
大麻山の山腹には棚田や、岩石が無数に堆積する「石ごうろ」などを眺める遊歩道があります。
山頂には展望台も整備されています。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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