• 背景色 
  • 文字サイズ 

知事紹介

知事紹介ロゴ画像

平成19年4月、新しく溝口善兵衛知事による県政がスタートしました。20年振りの知事交代による新しい県政への期待が寄せられる中、知事の島根に対する思い、そして目指す県政の方向などを聞きました。

 

溝口知事島根県知事溝口善兵衛(みぞぐち・ぜんべえ)

昭和21(1946)年1月20日生まれ
■趣味
自然の中でのウォーキング、
社寺・旧跡めぐり、美術鑑賞、囲碁
■座右の銘
着眼大局、着手小局
■家族
妻、娘2人
■略歴
昭和39年3月島根県立益田高等学校卒業
昭和43年3月東京大学経済学部卒業
昭和43年4月大蔵省入省
平成6年6月外務省駐米国大使館公使
平成8年7月大蔵省主計局次長
平成9年7月同大臣官房総務審議官
平成10年5月同大臣官房長
平成11年7月同国際局長
平成15年1月財務省財務官
平成16年7月(財)国際金融情報センター理事長
平成19年4月島根県知事

時代の変化に対応した地方行政を目指して

幼少期、学生時代の思い出は?

 益田で過ごした子どものころが特に思い出深いですね。小学生のときは、田んぼの中の道を歩いて登下校しました。春はレンゲ、初夏には水田の緑が美しく、秋には見事な山々の紅葉など、今から思うと楽園ですね。夏休みには浜田の母の実家に行き、川や海で泳ぎ、自然の中でのびのび過ごしました。秋になると神社で一晩中、石見神楽(いわみかぐら)の舞いがありました。子どものころは、眠くなるので最後まで付き合えなかったものです。祭りの日、友だちなどは学校を休んで村祭に参加していましたね。
私の中学時代は昭和30年代の半ばで、安保闘争があったときです。その後、所得倍増計画による“経済の時代”に入っていきました。子どもながらに「これからは経済が大事だな」と感じ、大学では経済学を学ぶことになりました。東京に出たのが昭和39年、東京オリンピックの年です。東京に国立競技場やサッカー場などができ、日本でも近代的なスポーツが盛んになり始めたころで、私は大学でホッケーをやりました。ともに汗を流し、合宿などをしたクラブの仲間とは今も付き合いが続いています。

趣味のウォーキング、そして島根の魅力について。

 趣味は、散歩です。子どもたちが成長し夫婦で行動することができるようになってきたころ、ハイキングや散歩が我々にちょうど手頃な運動でした。自然の中を歩きますと、木や花の名前などにも興味が出てきますし、心身がリフレッシュされます。また、美術観賞や社寺旧跡巡りも好きです。これは散歩の延長ですね。松江は、松江城近辺、宍道湖岸、朝酌川の土手など、いたるところが散歩道ですね。知事になってからは、なかなか散歩の時間もとれませんけれど。
島根に帰って改めて思うのですが、島根は山あり川ありの地形で道路整備が遅れ、これまで大都市の経済圏からいわば隔離されてきました。それで、都市化が他の地域のようには進まなかったために、破壊されずに残されているものがたくさんあります。豊かな自然、歴史、文化、伝統的な生活様式、あるいは家族や地域社会の温かい関係、まじめで粘り強い県民性などです。今、世の中は、より自然なものが選好される傾向にあります。野菜ひとつとってもできるだけ農薬を使わないもの、住む環境も自然豊かな場所へと人々の志向が変わりつつあります。「大都市は便利でいいけれど、やはり大変だね・・・」ということに多くの人が気付くようになってきました。そういう中で、島根ならではの魅力がクローズアップされつつあるわけです。
近年、島根は交通網の整備によって大都市圏との時間的な距離が縮まってきていますので、地域経済にも少しずつ活力が出てきました。これからは地域経済も「島根ならでは」の魅力とバランスを保ちながら発展していく、今、そういう時代に差しかかりつつあるのではないでしょうか。

仕事のスタイル、モットーは?

 島根の皆さんのために仕事をしているわけですから、いい方向に向かっている、と皆さんに思っていただける行政でなければなりません。「県民に信頼される行政」であることが最も大事だと考えます。そのためには、住民の皆さんが何を思い、どんな問題を抱えておられるのかといったことに対して、感度のいいアンテナを張っていかなければなりません。そして、刻々と変化する世の中の動きに遅れないよう迅速に対処していくということ。そのためにも常に世の中の動きをよく見、役所の外の人の意見や声をよく聞くということが大事だと思っています。
仕事のスタイルとしては、大体において無駄を省き、簡素にやっていくのが良いと思っています。形式的なこと、儀礼的なことをなるべく少なくし、単純明快にするという考えです。また、時代が変化するときには、トップのリーダーシップが重要です。トップの考えが明確に下に伝わらなければなりません。しかし、それだけでは物事は動きません。トップと下との間で強いチームワークが必要です。また、若い職員が清新なアイデアを出し、それが部内で自由闊達に議論され、新しい施策につながっていく、そうした活き活きした組織が必要です。

時代に対応した地方行政とは?

溝口知事 

 国の行政官として36年務めましたが、我々の時代はまだ、大きな変化が起きる前で、とにかく欧米に追い着くことに一生懸命でした。しかし時代は移り、今、世界は大きく変わりつつあります。たとえば国際競争が厳しくなり、著名な大企業の経営がおかしくなったり、大手の銀行が合併したり買収されたりといったことが普通に起こっています。他方で、人々の生活は豊かになり、社会は成熟してきています。こうした変化に対応して、行政も変化していかなければならない、そういう時代に入ってきていると思います。
民間企業は、こうした変化に対応して、生き残るためにビジネスを大きく変えていかざるを得なくなりました。そうすると今度は公的部門の対応の遅れが目立ってきます。民間が厳しくやっているのに、「公的なセクターは昔のままではないか」といった声も出てきます。そこで、国の行革がここ数年続いています。地方においても、似たようなことが求められつつあります。変化に柔軟に対応しつつ、県民のために何が必要か、ということを我々はよく考えていく必要があります。今までやってきたことも常に見直していかないと遅れてしまいます。
さまざまな時代の変化に対応しながら、これから、県民の皆さんとともに「活力ある島根づくり」に積極的に取り組んでいきます。

 

 

Copyright(C)2005ShimanePref.AllRightReserved


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp