元来世話好きで地元美保関をこよなく愛するお二人は、家業であった土産店を皮切りに、夫婦二人三脚で苦楽を共に昭和の時代を駆け抜けてこられました。邦男氏の昭和58年4月に町議会議員に初当選以来5期連続当選されたのも、廣子氏の献身的な支援があったからに他ありません。平成になってからは、地域の観光振興に積極的に参画され、特に美保関観光(株)として灯台ビュッフェの経営に夫婦共々、日々奮闘しながら接客につとめられている姿はまさにナイスパートナーです。
多忙な邦男氏の仕事を永年支えるとともに、商工会女性部・婦人会・女将会等の会合に積極的に出掛け、地域づくりの人々と一緒にまちづくりの努力を重ねておられます。また、邦男氏が経営する美保関観光(株)では、旧美保関町から管理運営を任された「美保関灯台ビュッフェ」の女将として手腕を発揮され、合併後も指定管理者として活躍されており、平成23年度には島根定住財団の助成を受け、地元食材を活用した全メニューの改定に取り組まれ、新たな魅力創出に取り組まれています。