平成30年度子どもによる地域活動推進事業報告会

 

平成31年2月23日(土)に江津市地場産業振興センターで開催した「子どもによる地域活動推進事業報告会」の様子についてご報告します。

 

1.活動発表

今年度の活動について、各団体が作成した資料とともに、子どもたち中心で発表を行いました。

〈講評者〉

 白石絢也氏(一般社団法人小さな拠点ネットワーク研究所代表理事)

 佐々木直氏(島根県西部県民センター地域振興課地域づくり支援係)

 

1.いのっ子クラブ(浜田市井野地区)

 放課後子ども教室に通う小学生と卒業した中高生が参加する団体です。

 今年度は、子どもの居場所づくりのための活動だけでなく、イベントで販売するお菓子の考案・販売や

 竹を使った活動、普段学校で食べている給食を子どもたちが調理し、普段お世話になっている地域の方に

 食べてもらう大人の給食会など、多くの地域活動が行われました。

 活動を行っていく中で、地域内外のいろんな方から一緒に活動をしてみようと、嬉しいお誘いをいただく

 機会も増えたとのことです。

 活動を通して、地域の中の子ども同士の縦の繋がりが強くなった、と子どもたちも発表していました。

 

 講評者のお2人からは、「子どもたちがみんなでよく協力しながら活動しているなと感心しました」

 「地域内外の繋がりもあり、幅広くいろんなところと連携している点も素晴らしいと思いました」

 「地域内の方に、さらにいのっ子クラブのことを知ってもらうためにも、地域内に向けた活動発表の場などがあれば、

 もっと活動に広がりがでるのではないかと感じました」とのコメントをいただきました。

 

発表の様子

 

2.湯里わんぱくクラブ(大田市湯里地区)

 湯里地区の小学生(現在は13名)で構成されている地区の子ども会です。

 今年度は、平成16年度から続いている通学合宿のほかに、湯里のOB・OGに勉強を教えてもらいながら

 宿題を行う、「カンペキ!夏休みの宿題」や、地元婦人会の方と一緒に、地域での交通安全運動の際に

 配布するストラップ作りなどの活動を行いました。

 活動を行う中で、地域内だけでなく、地域の外でも交流する機会が多くなり、

 地域の方にも、湯里わんぱくクラブのことをより知っていただけるようになったとのことでした。

 また、湯里わんぱくクラブの中だけでなく、わんぱくクラブのOB・OGとの絆も強くなった、と

 発表していました。

 

 講評者の2人からは、「言葉だけでなく、動作もうまく使っており、聞いている側も笑顔になる発表でした」

 「大田市内の広域でいろんな繋がりを持っていけたらいいなと感じました。低学年の子も多いので、これから

 もっと多くの経験を積んで、地域のことをさらに好きになってもらえたらなと思います」

 「湯里わんぱくクラブ内だけでなく、OB・OGも運営側にまわって関係を続けており、うまく循環している点が

 さすがだなと感じました。地域の人の支えがあってできている活動なんだと思います」とのコメントをいただきました。

 

発表の様子

 

3.嘉久志まちづくり推進協議会(江津市嘉久志地区)

 嘉久志地区のまちづくりに参加したい小中学生を募り、立候補した子どもたちが「未来創造委員会」の一員として、

 地域活動に運営側として参加しています。

 今年度は、盆踊り大会や防災訓練の企画運営、海士町でのまちづくり研修などを行いました。

 盆踊り大会では、毎年子どもや若者世代の参加が少ないという課題がありましたが、

 子どもたちが考えた企画の成果もあり、今年は参加者が倍増し、地域の方からも大好評だったとのことでした。

 防災訓練でも、企画会議から当日の司会進行まで子どもたち中心で行われ、講師の先生からも「子どもが企画から運営までしている

 防災訓練は全国で初めての試みだ」と、お褒めの言葉を頂いたとのことです。

 今後は、若者世代の参加をさらに増やすための企画を考えていきたい、高校生版の未来創造委員会も立ち上げたい、

 と発表していました。

 

 講評者のお2人からは、「盆踊り大会では、子どもたちが現状の課題を明確にして企画し、参加者増という結果まで繋がっている

 点が素晴らしいと感じました」「自分の考えを持ち、しっかりと発言できているのが素晴らしい。まわりの大人たちの仕掛け方も

 すごいのだろうなと感じました。高校生未来創造委員会も是非立ち上げてほしいと思います」とのコメントをいただきました。

 

 

発表の様子

 

4.一社)食と農人材育成センター(邑南町日和地区)

 食に興味のある邑南町内の子どもたちを募り、邑南町の食文化に関わる様々な活動を行っています。

 今年度は子どもたちが、邑南町の食材を使ったメニューの開発、宣伝、販売までの一連の流れを子どもたち中心で行い、
食の文化祭にて仮想レストランという形でお客さんに提供しました。

 当日はお客さんが来られるか不安でしたが、考案したメニューはすぐに完売し大盛況だったとのことでした。

 子どもたちは、この料理にはどのような邑南町の食材があうのか考えるのが楽しかった、来年も料理好きの友達を誘って参加したい、

 将来は地域コーディネーターになって地域に関わる仕事がしたい、と発表していました。

 

 講評者のお2人からは、「邑南町らしい、町の方針に沿った取り組みをされているなと思いました。もっといろんな大人に自分たちの

 姿を見せつけると、協力してくれる大人はさらに増えるのではないかと感じました」「活動・発表のレベルが小学生とは思えないほど

 高いと感心しました。学校の枠を超えて町内のいろんな子どもたちが活動されている点も素晴らしい。自分たちの住んでいる町の

 モノを生かした活動をこれからも続けてほしいと思います」とのコメントをいただきました。

 

発表の様子

 

2.東部地区の事例発表

島根県東部地区の事例発表をしていただきました。

 

テーマ:子ども主体の地域での活動について~湖北中学校区での取り組みから~

登壇者:大町由紀子氏(湖北白鳥学園学校支援地域コーディネーター)

 

松江市湖北中学校区で行われている、中学生のジュニアリーダー研修や中学生ボランティアなどについて

発表していただきました。

中学生のリーダーとしての資質を高めたり、地域活動の企画を考えることを目的としたジュニアリーダー研修は、

平成17年度より毎年行われています。今年度は、中学生が企画した地域活動の各地域での実践も行われました。

また、中学生は児童クラブやイベントなどの地域ボランティアに積極的に参加されており、そのような中学生の

姿を見て、自分も中学生になったらボランティア活動をしたいと考える小学生も増えているとのことでした。

 

発表の様子

 

 

3.グループワーク

後半は、各団体ごとに分かれ、グループワークを行いました。

他団体の発表を聞いた感想、今年度の活動の振り返り、これから地域でやってみたいことを

グループ内で話しながら考えてもらいました。

 

地域でやってみたいことの花をたくさん咲かせることを目標にワークを進めてもらいましたが

どのグループもワーク終了時には、たくさんの花が咲いていました。

 

ワークの様子ワーク全体共有の様子

 

 

ワークの全体共有では、他団体の発表を聞いて刺激をもらえた、子どもたちからこんなに多くの意見が

でるとは思わなかった、これからもいろんな形で地域の人たちと関わっていきたい、などの意見がありました。

 

全体を通して講評者のお2人からは、「子どもの活躍を見て、自分自身もたくさんの刺激やパワーをもらいました。

子どもがこれだけ活動していることを、大人はもっと知らないといけないと思います。子どもたちも地域で頑張っている

大人ともっと交流してみてほしい。それが大人にとってもきっと大きなパワーになると思います」

「地域の大人に関わることでしか身につかない力があります。社会力という力で、自分たちで手をつなぎながら地域を良く

していこうとする力です。それは子ども同士の交流だけでは育ちません。この力が、今日参加された子どもたちには身に

ついているなと感じました」とのコメントをいただきました。

 

 

お問い合わせ先

西部県民センター

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 〃   県央事務所川本駐在 TEL 0855-72-9516
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