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平成29年度地域伝統芸能全国大会が島根県で開催されました!

 平成29年11月4日、5日に全国各地や海外の伝統芸能が一堂に会する地域伝統芸能全国大会を、

出雲市民会館とその周辺をメイン会場、出雲大社周辺をサブ会場、浜田市の石央文化ホールとその周辺を

サテライト会場として開催しました。島根県での開催は、平成9年以来20年ぶり2回目となります。

 “「ご縁」でつながる祭りの力”をテーマとし、石見神楽(島根)、安来節(島根)、石井の七福神と

田植踊(福島)、仙台すずめ踊り(宮城)、蚕舞(鹿児島)などのほか、海外から参加するインドネシア

民族舞踊(インドネシア)など、多彩な祭りや踊りが2日間にわたり総勢40団体により繰り広げられました。

 

開催概要

1.事業名
地域伝統芸能全国大会「地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会しまね」
2.愛称・テーマ
称:日本の祭りinしまね2017
テーマ:「ご縁」でつながる祭りの力
3.開催期間
平成29年11月4日(土)、5日(日)
4.会場
・メイン会場:出雲市民会館(島根県出雲市)

 ※4日(土)のみ、事前申込された方のみ入場可能
・サブ会場:出雲大社周辺・神門通り(島根県出雲市)
・サテライト会場:石央文化ホール及びその周辺(島根県浜田市)※5日のみ開催

 (サテライト会場では、山陰の物産展「山陰いいものマルシェin石見」を併せて開催)

5.事業内容
・ステージイベント(開催記念式典・表彰式[メイン会場のみ]、伝統芸能公演等)
・観光イベント(花笠まつり菅笠つくり体験[メイン会場]、観光情報コーナー、物産展等)

6.主催
地域伝統芸能全国大会「地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会しまね」実行委員会
島根県、出雲市、浜田市、一般財団法人地域伝統芸能活用センター

7.後援

国土交通省、観光庁、経済産業省、文化庁、農林水産省、総務省、日本政府観光局(JNTO)、NHK

8.協賛

公益財団法人JKA

9.協力

公益社団法人日本観光振興協会、公益社団法人全日本郷土芸能協会、一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会

10.高円宮殿下記念地域伝統芸能賞協賛

公益財団法人東日本鉄道文化財団、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社

11月4日(土) 11月5日(日)
 ◇入場者数
メイン会場 1,100人 900人 2,000人
サブ会場 3,000人 17,000人 20,000人
サテライト会場 - 7,000人 7,000人
4,100人 24,900人 29,000人

※メイン会場には、物産展の来場者を含む

※サブ会場には、5日のパレード観覧者を含む

※サテライト会場には、パレード及び物産展の来場者を含む
 

出演団体(国内外合わせ40団体総勢765名が出演)

<高円宮妃殿下記念地域伝統芸能賞>

浜田石見神楽社中連絡協議会(島根県浜田市/芸能名:石見神楽)

浜田石見神楽社中連絡協議会写真

 石見神楽は島根県西部(石見地方)の伝統芸能で、古くは室町時代から舞われていたとの説もあります。

 明治期に神職の手から地域住民の手へ受け継がれ、舞手や神楽道具に携わる様々な人々の努力によって、

伝統を受け継ぎ発展を続けています。特に浜田市は八調子神楽発祥の地で、石州和紙で作られた神楽面や

大蛇の提灯蛇胴、豪華絢爛な衣裳も浜田で考案・改良され、広く普及しました。

 1970年に開催された大阪万博での上演を契機に国内外に高い評価を得て、現在では日本を代表する伝統

芸能の一つとして世界各地での上演も行っています。
浜田石見神楽社中連絡協議会は1981年に結成され、現在では神楽大会の運営や海外公演、神楽カレンダー

の作成等の活動を通じて、伝統の継承や地域振興の面で大きな役割を担っています。

 

<地域伝統芸能大賞-保存継承賞->

石井芸能保存会(福島県二本松市/芸能名:石井の七福神と田植踊)

石井芸能保存会写真

 当芸能は元々旧暦の小正月に演じられていた予祝芸能です。その年の稲作や養蚕の豊穣を祈り、主に踊り

の形で田植など稲作の耕作過程を模擬的に演じます。東北地方特有の田植踊の一つで、国重要無形民俗文化財

に指定されています。

 この芸能は七福神が登場した後、田植踊の一行が舞い込む形で行われています。七福神は、歌い手の口上に

つれて先導役の稲荷が登場し、続いて七福神が次々と舞い込み、道化2人が注連縄と蚕のまぶしを編んで当主に

差し出し、稲作・養蚕が順調であることを祈願します。続いて田植踊の一行が登場し、正月の祝い・稲作の過程・

秋の穫り入れを祝った踊りを踊ります。今日では正月の年重ねのお祝いの席に依頼されて踊っています。

 

<地域伝統芸能大賞-活用賞->

仙台・青葉まつり協賛会(宮城県仙台市/芸能名:仙台すずめ踊り)

仙台・青葉まつり協賛会写真

 『仙台すずめ踊り』は、法被姿に扇子を両手に持ち、軽快にはね踊る仙台を代表する郷土芸能として、毎年5月

に開催される「仙台・青葉まつり」をはじめ、さまざまな場面で踊られています。平成29年の仙台・青葉まつり

では140を超える祭連(まづら)が参加しました。

 今回『仙台すずめ踊り』をご披露させていただくのは、各祭連(まづら)からの選考による踊り手、囃子手で

結成された選抜チーム「仙台すずめ踊り伊達の舞」です。「仙台すずめ踊り伊達の舞」は、「すずめ踊り親善使節団」

として日本国内はもとより海外でも演舞を披露し、仙台や宮城のPRを担っています。

 最近ではミラノ万博で演舞を披露し、大好評を得ました。東日本大震災後は、各地で演舞を披露し、感謝の思い

と元気な仙台を発信しております。

 

<地域伝統芸能大賞-支援賞->

伊藤よし氏(山形県飯豊町/花笠まつり用菅笠の製作と継承)

伊藤よし氏写真

 山形を代表するお祭り、「花笠まつり」で使われている「花笠」用の菅笠作りの実演は、菅笠の枠にすげを

からめる筒がらみから、すげ付け、縫い上げ、へり付け等の工程を見せながら体験を行います。

 菅笠作りは山形県飯豊町中津川地区で古くから栄えてきた産業であり、信仰の山「飯豊山」に登山する修験者

や農作業に被るものを農作業後の冬仕事として代々伝わってきたものです。現在では作り手が減っていますが、

花笠まつり用の花笠の約8割の生産を占めており、後継者の育成が急務となっています。

 伊藤よし氏はこの伝統を絶やしたくないと、地域の若い人や県内外からの希望者に技術指導を行い、少しでも

後継者育成に協力したいと技術の伝承を惜しまずに行っています。

 

<地域伝統芸能大賞-地域振興賞->

安来節保存会(島根県安来市/芸能名:安来節)

安来節保存会写真

 安来市は古くから鉄や米の積出港として栄え、元禄の頃に北前舟の船頭たちによって、全国の追分、

おけさなどの民謡や、田植歌、船歌などが盛んに交流しました。江戸末期には、いろいろな音楽の影響を

受けながら「安来節」として変化、成長していきました。

 安来節の黄金時代は、明治後期から大正、昭和にかけてであり、黄金時代を築いた初代渡部お糸は、

安来節の全国巡業をはじめ、大正中頃には朝鮮・台湾・満州まで遠征活躍し、安来節を全国的民謡に押し

上げました。

 安来節保存会は明治44年に安来節の正調を保存するとともに、その振興と日本民謡文化の発展に寄与

することを目的に創設されました。現在では、本部道場をはじめ全国に62支部、会員数は3,200名を

数える単独の地方民謡団体として日本有数の組織となっています。

 

<地域伝統芸能奨励賞>

茎永校区青年団(鹿児島県南種子町/芸能名:蚕舞[かーごまー])

茎永校区青年団写真

 種子島の南部、南種子町茎永に伝わる「蚕舞」は、毎年1月14日から20日にかけて各家を訪問する

小正月行事です。まず、玄関前に並び、太鼓と鉦に合わせて歌をうたいます。そして頭巾に着物姿で

女装した成年男子が、家にあがり扇子や座敷の柱に掛けているダゴ(柳の枝に餅をさし繭に似せたもの)

を担いで優雅な舞いを披露します。

 もともと養蚕が盛んになるようにと、島主が奨励して行わせていたものといわれており、現在は、家内

繁栄と無病息災などを祝う行事として地域で伝承されています。
茎永地区では、茎永校区青年団が主体となって伝統行事である「蚕舞」を継承しており、地域の高校生

にも呼びかけるなど、「蚕舞」を絶やさないように活動を続けています。

 

その他以下の団体が出演(順不同)

<県外・海外団体>

●神影流桜棒の手保存会・大森検藤流棒の手保存会(愛知県名古屋市)●久万山五神太鼓保存会(愛媛県久万高原町)

●北谷町栄口区青年会(沖縄県北谷町)●諫早まつりのんのこ連(長崎県諫早市)●国府町因幡の傘踊り保存会(鳥取県国府町)

●阿波おどり振興協会(徳島県徳島市)●三原やっさ踊り振興協議会(広島県三原市)

●綜芸団台湾台中傳練堂(台湾台中市)●バリ国際自然愛好協会ブルー・スカイ・ユースチーム(インドネシア)

 

<島根県内団体>

<出雲エリア(東部)>

●佐陀神能保存会(松江市鹿島町)●松江市鼕行列保存会(松江市)●見々久神楽保持者会(出雲市見々久町)

●島根県立出雲農林高校出農太鼓部(出雲市下横町)●万九千社立虫神社神代神楽保存会(出雲市斐川町)

●赤塚神楽佐儀利保存会(出雲市大社町)●大土地神楽保存会神楽方(出雲市大社町)●三谷神社投獅子舞保存会(出雲市大津町)

●荒茅盆踊り保存会、大梶盆踊り保存会、河下盆踊り保存会(出雲市)●さだ須佐太鼓(出雲市佐田町)

 

<石見エリア(西部)>

●島根県立浜田商業高等学校、島根県立江津工業高等学校、島根県立江津高等学校、島根県立邇摩高等学校合同(島根県西部)

●浜田郷土民謡保存会(浜田市)●浜っ子ハイヤ節の会(浜田市)●浜田大名行列保存会(浜田市)●岡見神遊座(浜田市三隅町)

●丸原神楽社中(浜田市旭町)●今福神楽社中(浜田市金城町)●杵束神楽社中(浜田市弥栄町)●上今明田ばやし保存会(浜田市三隅町)

●杵束田ばやし保存会(浜田市杵束)●津和野踊保存会(鹿足郡津和野町)

 

<隠岐エリア(隠岐)>

●海士町キンニャモニャ保存会(隠岐郡海士町)●島後久見神楽保持者会(隠岐郡隠岐の島町)

事業報告書


お問い合わせ先

観光振興課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
0852-22-5292
0852-22-5580
kankou@pref.shimane.lg.jp