健康食品産業について
■ 1.江の川流域の健康食品産業
江の川流域では、以前から霊芝やまたたびといった機能性の高い農林産物を素材とした健康食品づくりが行われてきました。また、近年では、桑茶が市場で高く評価され販路を全国に拡大しており、更に大麦若葉、鳩麦若葉などの新たな健康食品への取り組みが始まっています。
健康食品づくりは、農業をベ−スに、農地を使って生産、加工、製品の販売まで一貫した取り組みにより収益を生み出すいわゆる6次産業化の取り組みであり、地域に幅広い経済効果をもたらすものと期待され、センターとしても積極的に支援することとしています。

桑の葉の収穫 霊芝の栽培

大麦若葉の収穫 またたびの葉
■ 2.県央地域健康食品産業振興構想の策定
健康食品産業を県央地域を代表する産業の一つに育成して、地域における雇用の場の確保や所得の向上等を図り地域振興に資することを目的に県央地域健康食品産業振興構想(以下「構想」という。)を川本総務事務所(現:西部県民センター)と共同で策定しました。
■ 3.構想の性格
○健康食品産業を将来にわたりどのように振興していくのか、今後10年間の取り組みの方向性を示したものです。
○振興を図る対象地域は、江の川流域のうち当面は川本町、美郷町、邑南町、江津市の4市町です。
○西部農林振興センターでは、関係事業者、農家等の理解と協力のもと関係市町、関係機関等と連携して振興を図ります。
■ 4.構想でめざすもの
○商品開発について
有機JAS認定により信頼性を確保し、地域にある優れた素材や新しい技術の導入などにより、消費者に喜びと感動を与える商品の開発をめざします。
○生産体制について
産地形成を図るために、将来にわたり持続可能な生産体制の整備をめざします。また、有機原料生産地として全国一の産地をめざします。
○販売戦略について
市場調査等により、全国市場を対象にした販売戦略の構築をめざします。
○消費者対策について
消費者交流によって、産地としてのものづくりの考え方等を伝えて、消費者に信頼される産地づくりをめざします。
○地域振興について
豊かな自然や風土を資源ととらえ、環境に優しい創造的ものづくりを通して、自立した力強い地域づくりをめざします。
〔振興品目〕桑、霊芝、またたび、大麦若葉、鳩麦若葉、えごま、その他
[主な製品] 桑茶、麦・桑の青汁、霊芝、またたび酎等
○原料を生産及び製品を製造している主要企業等の紹介
桑茶、麦・桑の青汁等 : (有)桜江町桑茶生産組合
大麦・鳩麦若葉 : (有)桜江町桑茶生産組合、(有)反田組、(有)スプラウト島根
(有)有機の美郷、(株)佐藤工務所
霊芝 : 邑智物産協同組合
またたび : 美郷町またたび生産組合
えごま : 川本町エゴマの会
■ 5.構想の体系
構想のめざす方向を5本の柱に体系化して実現に向けて取り組みます。


