平成25年島根県警察の主な出来事

高齢者を対象とした組織的なヤミ金融事犯の検挙

 ヤミ金融被害者からの相談を端緒に捜査を開始し、兵庫県内の男性を犯罪収益移転防止法違反(キャッシュカードの有償譲渡)で逮捕(2月26日)したのを皮切りに、巧妙に隠匿されたヤミ金融組織や連絡網を徐々に解明し、東京都内所在の携帯電話レンタル会社が携帯電話を違法にレンタルしていることを突き止め、同会社の代表者を携帯電話不正利用防止法違反(貸与時本人不確認)で逮捕(6月18日)した。

 さらに同人らが携帯電話のレンタル業の裏でヤミ金融を営み、その際、高齢者の年金受給通帳を担保にとっていたことを突き止め、同人を貸金業法違反(無登録、年金通帳保管)及び出資法違反(超高金利)で再逮捕(7月8日)するほか組織の実態を解明し、ヤミ金融組織を壊滅させた。

 

 

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高齢者を対象とした組織的なヤミ金融事犯の検挙

島根大学における県警初の単位認定授業「地域社会の生活と安全」の開講

 島根大学と島根県警察との包括的連携・協力に関する協定に基づき、島根大学において平成25年度前期講義として「地域社会の生活と安全」を実施した。

 本講義は、警察行政に対する理解を深めることで、学生の規範意識の向上を目指すとともに、犯罪リスクへの対処等を通じ、学生の安全で安心なキャンパスライフに寄与することを目的として、本年4月10日から7月24日まで、週1回、県警担当所属長等による講義、演習を行った。

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島根大学における県警初の単位認定授業「地域社会の生活と安全」の開講

新通信指令システムの稼働による初動警察活動の高度化

 通信指令システムは、緊急の事件・事故の110番通報を受理し、現場を特定して、人命の救助や犯人の逮捕など迅速的確な警察活動を支援するシステムであり、10年ぶりにシステムの高度化更新を行い、4月1日に新システムの運用を開始した。

 新システムでは、警察官やパトカーの動態を表示するほか、衛星写真と地図を連動させる機能等が加わり、より迅速、的確な指令が可能となった。

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新通信指令システムの稼働による初動警察活動の高度化

出雲大社「平成の大遷宮」に伴う雑踏警備及び交通対策の実施

 60年ぶりに執り行われた出雲大社「平成の大遷宮」に伴い5月10日、11日に開催された「本殿遷座祭」「本殿遷座奉幣祭」をはじめとし、6月9日までの1か月にわたり開催された奉祝行事や関連イベント等において、県内外から多数の観光客等の来訪が予想されたことから、主催者等と入念な事前協議を重ね、的確な雑踏対策を講じ、雑踏事故の発生を防ぐとともに、県や出雲市、出雲大社などの関係機関と連携し、バスコントロールセンターの設置等による貸切観光バス対策やシャトルバスの運行、臨時駐車場の確保等による交通対策を実施し、安全で円滑な交通の実現を図った。

 また、その後も土日祝日を中心に出雲大社を訪れる参拝客が増加していることから、関係機関と連携して交通対策を検討し、実現可能な対策から実施することにより、歩行者や車の通行の安全を確保するとともに、渋滞の抑制を図っている。

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出雲大社「平成の大遷宮」に伴う雑踏警備及び交通対策の実施

「島根県警察サイバー攻撃対策プロジェクト」の設置によるサイバー攻撃への対応力の強化

 サイバー攻撃の脅威が現実のものとなろうとしている情勢を踏まえ、サイバー攻撃への対応力を更に強化するため、6月13日、「島根県警察サイバー攻撃対策プロジェクト」を設置し、サイバー攻撃の実態解明や被害の未然防止等の総合的なサイバー攻撃対策を推進することとした。 写真5
「島根県警察サイバー攻撃対策プロジェクト」の設置によるサイバー攻撃への対応力の強化

本県初の女性指紋鑑定官の誕生

 7月29日、県警の女性警察官を本県初の指紋鑑定官に指定し、本部長が指定書を交付した。

 従来、県警には男性の鑑定官しかいなかったが、県警察における女性の職域が拡大する中、今後益々の活躍が期待される。

女性指紋鑑定官の指定は中国5県警察でも初。
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本県初の女性指紋鑑定官の誕生

指定暴力団工藤會幹部等による組織的薬物密売事件の検挙

 7月5日、島根、広島、福岡及び警視庁との合同捜査により、指定暴力団工藤會傘下組織の幹部等による覚せい剤の密売事件を検挙するとともに、覚せい剤約1キロを押収した。

 大量の覚せい剤押収により、薬物の蔓延を阻止するとともに、暴力団の資金源剥奪に功を奏した。

 

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指定暴力団工藤會幹部等による組織的薬物密売事件の検挙

県西部豪雨災害に伴う災害警備活動の実施

 本年7月、8月の大雨により、県西部を中心として大規模な被害が発生した。

 県警察では、警察本部及び関係警察署に災害警備本部を設置し、関係機関と連携しながら、孤立した住民の救出救助、行方不明者の捜索、各種支援活動等の災害警備活動を実施した。

 また、8月4日、津和野町の被災現場等の視察のため安倍晋三内閣総理大臣が来県したことから、警護警備を実施した。

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県西部豪雨災害に伴う災害警備活動の実施

トンネル内高齢歩行者被害の死亡ひき逃げ事件の検挙

 7月7日、益田市飯浦町人形トンネル内において発生した高齢者被害の多重轢過死亡ひき逃げ事件について、発生直後から緻密かつ粘り強い捜査を展開し被疑者を検挙。目撃情報や落下物・痕跡等がないことから、防犯カメラの分析等の地道な捜査によって通行車両約30台を特定し、全国に及ぶ車当たり捜査・車両見分等を行い、被疑者による死亡事故と特定した。

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トンネル内高齢歩行者被害の死亡ひき逃げ事件の検挙

県下初となる官製談合防止法違反事件の検挙

 11月13日、一般競争入札価格を事前に漏らして落札させた容疑で、益田市職員と業者を官製談合防止法違反等で検挙した。

 この事件は大きく報道される等社会的な反響が大きく、公正な社会の実現に大きく寄与した。

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県下初となる官製談合防止法違反事件の検挙
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