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島根県農業試験場研究報告第35号(2004年3月) p53-66
RAPDマーカーを利用したボタン主要品種の識別

杉山万里
摘要

  1. ‘花王’,‘連鶴’,‘島錦’の3品種について生産現場での実態調査を行い,‘連鶴’で他品種の混入を確認した.
     
  2. ボタンの主要品種45品種について市販のランダムプライマーkitを用いてRAPDを行い,11プライマー14本のRAPDマーカーにより枝変わり品種‘島錦’を除く44品種を識別することができた.
     
  3. RAPDから作成したSCARマーカーが再現性の面から品種識別に有効であったが,RAPDマーカーすべてをSCARマーカー化するには膨大な手間と時間がかかることが分かった.
     
  4. 不明な品種の決定や確認にはRAPDマーカーとRAPDパターンを併用することにより,省力,費用の軽減が可能であった.あらかじめ酵素,DNAを除いた反応液を作成しておくことにより,操作の簡易化を図るとともにオペレーターの熟練度に起因する結果のバラツキを抑えることができた.また,検出にはエチジウムブロマイドの代わりに毒性の弱いSYBR GOLDを後染色に用いることができた.
     



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