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島根県農業試験場研究報告第33号(2000年3月) p87-103
水田で使用された数種農薬の動態

長崎洋子

摘要

 水田で使用された数種類の除草剤と殺虫・殺菌剤の水田及び河川水中の濃度推移と流出を調査した。
  1. 田面水中の農薬の半減期は、4−7日であった。
     
  2. 現地水田における農薬の流出率は0.2−25.4%で、流出率と農薬の水溶解度には相関が認められなかった。
     
  3. 排水路及び河川における投下成分量に対する農薬濃度は、水溶解度と相関が認められた。一定地域からの農薬の流出率は年次変動が大きかったが、流出率と農薬の水溶解度には相関が認められた。
     
  4. 公共用水域での農薬濃度は、排水路及び小河川に比べ急激に低下していた。また、その濃度は環境基準より低かった。
     
  5. 流出には、農薬の理化学性や栽培要因、気象要因が影響すると推察された。また、農薬散布後2週間程度止水できれば、農薬の流出を大きく削減できると考えられる。
     



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