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島根県農業試験場研究報告第28号(1994年3月) p9-21
島根県におけるブドウ根頭がんしゅ病の発生と伝染経路


山本 淳、広沢敬之

摘要

 島根県におけるブドウ根頭がんしゅ病の発生実態を把握するとともに、その伝染経路の解明を行った。

 

  1. 島根県における根頭がんしゅ病の発生は横川町でのみ認められ。他の市町村では認められなかった。また、品種では巨峰に発生がみられ、デラウェアでは認められなかった。

 

  • 本県横田町の発病園及び出雲巾においては、がんしゅ形成が認められない樹においても巨峰とデラウェアから本病菌の存在が確認された。
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  • 発病は5月下旬から始まり11月下旬頃に終息したが、がんしゅ形成の最盛期は6月下旬−7月であると考えられた。
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  • がんしゅの形成は主幹部、3年生枝、2年生枝に多くみられ、新梢では少なかった。
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  • 罹病樹では、発病部以外の位置からも本病菌が検出され、本病菌は樹全体に移動していることが明らかになった。
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  • 罹病樹から採穂し育成したブドウ苗からは本病菌が分離され、苗木伝染が行われる可能性が高いことが明らかになった。
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  • 本病に対する発病の程度には品種間に大きな差異があり、巨峰が最も弱くデラウェアは極めて強かった。
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