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島根県農業試験場研究報告第26号(1992年3月) p76-84
日照不足対策としてのメロン 'アムス' の整枝法

石津文人

摘要

 寡日照条件下におけるメロン 'アムス' の安定栽培法を確立するため、整枝法の検討を行った。

 

  1. 遮光処理により、果重や糖度が低下し、ネットの発現は劣ったが、成熟期より果実肥大期の遮光処理の影響が著しかった。

 

  • 遮光処理による果実品質及び草勢の低下は、1果当たりの葉数を同じにした親づる1本仕立てと子づる2本仕立てとでは、親づる1本仕立ての方が顕著であり、子づる2本仕立てにおいて、さらに葉数を増加することによりその軽減効果が著しかった。その原因としては葉面積の多さが関与していると考えられた。
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  • 無着果株に対して、着果株の乾物重は著しく多く、果実は強いsinkとしてメロン 'アムス' の光合成能力を向上させるものと推察されたが、着果数が多すぎると、葉や根の乾物の分配が減少し、株全体の乾物重は減少する傾向がみられた。
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  • 単位葉面積当たりの乾物生産量は、播種期のずれを考慮すれば整枝法間には差は少なく、果実の品質は1果当たりの葉面積に比例すると考えられた。その結果、山間部でのハウス栽培におけるメロン 'アムス' の1株2果どり栽培は、葉面積の確保が容易な子づる2本仕立てとし、1果当たりの葉数を20枚程度確保する方法がよいと考えられた。
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