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島根県農業試験場研究報告第25号(1991年3月) p101-112
メロン‘アムス’の葉枯れ症とその原因

伊藤淳次、藤本順子、山根忠昭

摘要

 1本仕立て2果どり栽培のアムスで発生した葉枯れ症の発生原因を明らかにするため、現地調査及び再現試験を行い次の結果を得た。

 

  1. 症状は従来のマグネシウム欠乏症とは異なり、上位葉から現れた。着果後30日頃から収穫直前にかけて、葉脈間に生じた褐色斑点が急激に拡大し、激しい場合には1週間以内に着果節位より上の葉が枯れ、果実の肥大や糖度など品質が低下した。

 

  • 葉枯れ症は果実の肥大成熟に伴って葉のマグネシウムが果実に転流移行したために起きたマグネシウム欠乏症と推定された。
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  • 葉枯れ症が発生したハウスの土壌は交換性カリウム、カルシウム濃度及びECが高かった。
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  • カリの増施によって葉枯れ症の再現を試みたが、葉中マグネシウムが若干低下しただけで、葉枯れ症は発生しなかった。
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