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島根県農業試験場研究報告第20号(1985年10月)p28-35

ブドウの腋芽内における主芽の枯死について

 


 


高橋國昭、山本孝司


摘要

 

  • ブドウ1年生枝の腋芽内における主芽の枯死について1976年より'84年まで調査を行った。

 

  • 主芽の枯死は、巨峰および高尾、ピオーネ、ブラック-オリンピアなと巨峰系の品種で多く、ネオ-マスカット、甲州、甲斐路、デラウェアは少なかった。

 

  • 半芽の枯死は早期に伸長を停止した短い1年生枝では少なく、長い2次生長枝では多かった。

 

  • 主梢の腋芽は副梢に比べ、主芽の枯死が多かった。

 

  • 主芽が枯死する発生節位は、1年生枝の長さにかかわりなく、10節までの腋芽に多い傾向があった。

 

  • 調査樹の萌芽率は、冬季に調査した主芽の枯死率とよく似た傾向を示した。そして、萌芽していない腋芽はほとんど主芽が枯死していた。
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