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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

中国において2009年頃より発生が報告され、2011年に初めて原因ウイルスが特定された新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SevereFeverwithThrombocytopeniaSyndrome:SFTS)」の症例(患者1名:昨秋に死亡。最近の海外渡航歴なし。)が、2013年1月、国内(山口県)において初めて確認されました。2013年7月には島根県でも患者が確認されています。

 

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?

 

 2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気です。主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。

中国では、2009年以降、7つの省で症例が報告されていますが、これまで日本国内で重症熱性血小板減少症候群の報告はなく、2012年の本症例が初めての報告です。

 

 

どのような症状が出ますか?

 原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心です。時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。

SFTSウイルスにはどのようにして感染するのですか?

 

 中国では、多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染しています。マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3から4mm)のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息しており、市街地周辺でも見られます。

 広くアジアやオセアニアに分布しますが、日本でも全国的に分布しています。

 潜伏期間は、(マダニに咬まれてから)6日から2週間程度です。

この病気にかからないための予防策は?

 

マダニに咬まれないようにすることが重要です。

 特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。これは、重症熱性血小板減少症候群だけではなく、国内で毎年多くの報告例がある、つつが虫病や日本紅斑熱など、ダニが媒介する他の疾患の予防のためにも有効です。

 草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくすることが大事です。

 また、屋外活動後はマダニに刺されていないか確認して下さい。現在のところSFTSウイルスに対して有効なワクチンはありません。

 

 ※啓発用チラシ【H29.6作成】(PDF152KB)

 

参考資料(1月30日厚生労働省報道発表資料)


お問い合わせ先

薬事衛生課

島根県健康福祉部薬事衛生課
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