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研修希望の医師の皆様へ

病院長(指導医)からコメント

 医師としてのキャリア形成には、どれだけ"生きた"経験を積むことができるか、ということが、極めて重要です。

 当院では、多彩な症状を呈する人々のこころに寄り添い、健康を支えることができるような対応をするために、全般的な診療機能の向上、専門的な領域の充実(主に児童・思春期の精神医療)、地域の社会資源との連携強化などを診療活動の核として、病院としての総合力を向上させるための体制整備を進めています。

 救急・急性期治療から地域定着支援に至るまで、診療の多くの場面では、医師のみではなく関連する多くのスタッフとの協同が必要となります。当院では多くの関連する職種が積極的に活動をしていることも大きな特徴のひとつです。いろいろな立場の人が、どのようなことを考えて診療に取り組んでいるのかを知ることは、コミュニケーションスキルを向上させるためにも、また医師として、人としての成長するをためにも必要なことだと考えています。

私たちは、一人でも多くの信頼できる人とともに、幅広い精神科医療に携わっていきたいと考えています。当院で研修を希望される方が、多職種の連携によるチーム医療を実践することを通して、基本的な臨床能力の修得、さらに専門的な対応能力の向上を目指して、厳しいけれど実りのある経験をしていただけるよう、できるだけの応援をしたいと考えています。

 

 

勤務医からのコメント

 皆さんは自治医科大学をご存じですか?私は自治医科大学卒業生です。自治医科大学は在学中の学費を県が負担してくれますが、卒業後は学費返済の代わりに出身県の僻地医療に従事するという契約があります。

 私もその契約の元、卒業後は内科医として島根県のへき地医療に携わってきました。私の場合へき地勤務は9年。契約終了後にどうしようかと考えたとき、内科医を続けることの他に、精神科医になりたくて医者を目指した18歳の時の夢を思い出しました。

 そして精神科医になるぞと意気込んだものの、医学部卒業したばかりの若い先生に混ざって精神科研修をするのかと思うと少しばかり気後れしました。そんな時私を救ってくれたのが島根県立こころの医療センター(旧湖陵病院)です。

 内科の経験しかない私は、精神科の病気も治療も全くわかりませんでした。学生時代に教科書でしか見たことのない症例や法律、入院形態、どれもこれも戸惑うことばかりでしたが、多くの先生方にその都度指導していただきました。

 医師以外のスタッフも皆とても親切で、私が治療で行き詰って落ち込んでいる時にはそっと声をかけてくれたり患者さんとの関わり方を助言してくれたりする看護師さんもおられました。

 精神科経験3年経過とともに精神保健指定医を取得することができましたが、これは当院の多彩な症例と親切なスタッフのお蔭と、いつも感謝しています。

 

追記:私は二児の母なんですけど、こころの医療センターは主婦の私も働ける職場です。


お問い合わせ先

こころの医療センター

〒693-0032 島根県出雲市下古志町1574-4
℡   0853-30-0556
FAX 0853-30-2000
kokoronoiryo@pref.shimane.lg.jp