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平均自立期間

 平均自立期間は、あと何年自立した生活が期待できるかを示したもので、健康寿命の考え方に基づく指標です。この概念は「健康余命(HealthExpectancy)」、「活動的平均余命(ActiveHealthExpectancy)」などと呼ばれるものと基本的に同一の概念です。

 島根県では、介護保険の介護認定データを基に要介護者割合を算出し、生命表に割り当てることで平均自立期間(無障害平均余命)を算出しています。なお、要介護者割合は介護度2〜5の者を用いています。

 

 ○参考:健康寿命

 健康寿命とは、心身ともに自立した活動的な状態で生存できる期間で、あと何年健康な生活ができるかを示すものです。よって、あと何年生きることができるかを示す平均余命とは異なります。

 健康寿命の算出にはいろいろな方法が提唱されていますが、Sullivan(サリバン)法の計算では、障害調整平均余命と無障害平均余命があります。

 WHO方式として採用されている障害調整平均余命は各種統計データが必要となるため、市町村毎の算出が難しいです。このため、島根県では市町村別、圏域別に算出ができるよう、介護保険データが活用できる無障害平均余命で算出しています。

 


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