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*あすっこのスモークサーモン巻き<制作/小早川洋子>(左写真)
ビタミンC豊富で甘みもたっぷり
春を告げる新野菜「あすっこ」
吹き渡る寒風にあたって、甘みを増していく「あすっこ」。濃い緑の葉に包まれたつぼみがぎっしりと身を寄せ合い、春を告げている。
「あすっこ」は、平成15年、島根県が開発したオリジナル野菜。ビタミンCが豊富な健康志向の野菜で、葉、茎、花のすべてを食べることができる。ゆでるとアスパラガスのような食感と甘みがあり、苦味やクセもなく、野菜が苦手な子どもたちにも「甘くておいしい」と好評だ。
島根県が「あすっこ」の開発に着手したのは、平成11年。寒さに強く、春先に向けて収穫できる野菜を作ろうと、島根県農業技術センターで50年ほど前に島根県が育成した「ビタミン菜」に、さまざまな野菜を交配し、研究を行った。
「ビタミン菜」にブロッコリーを交配したところ、ゆでたときの鮮やかな色が美しく、甘味も歯ざわりも申し分ないものができた。こうして新野菜が誕生し、1.明日を目指す野菜 2.アスパラガスのような食感 3.ビタミンC(アスコルビン酸)が多い、という意味を込めて「あすっこ」と名づけられた。
おひたし、ごまあえ、サラダやソテーなど、幅広く調理できるのも魅力で、火の通りが早く、電子レンジを使ったスピード調理にも最適だ。
研究期間を経て農家に種を託し、栽培が始まった。「生命力の強い野菜で、切り取った後でも茎が伸びようとするのが分かります」と生産農家の北脇一夫さん(斐川町)らは口をそろえる。農家にとっては、農閑期の栽培品目として比較的手がかからず、また、軽量で女性や高齢者でも栽培しやすい。
本格的な生産も2年目に入り、県内のほぼ全域で栽培されている。出荷時期は2月末〜5月上旬。県内はもとより大阪や広島市場を中心に出荷。島根県と全農しまねでは、「あすっこ」を商標登録し、島根のオリジナル野菜としてJAグループ・関係機関が一体となり、販路拡大に取り組んでいる。
都会地でもリピーターが多く好評価を得たことから、今年は出荷量を増やし、前年対比220%・約80トンの出荷を予定している。季節限定、春ならではの味が、各地に向けて届けられる。
(右写真)あすっこ・甘みが強くクセがないので、和・洋・中を問わずおいしく調理できる
![[あすっこ]に夢を託す栽培農家の皆さん(斐川町) [あすっこ]に夢を託す栽培農家の皆さん(斐川町)](/kochokoho/esque/2008/No67/p15/p15.data/asukko-4.jpg)
[あすっこ]に夢を託す栽培農家の皆さん(斐川町)
■主な販売店舗(H19年産実績)
【東京】にほんばし島根館
【大阪】阪急オアシス、阪急ニッショーストア、阪急ファミリーストア
【広島】ザ・ビッグ、サンリブ、スパーク、フレスタ、ユアーズ
【鳥取】石川商店、岡田商店、サティ、ジャスコ、高島屋、天満屋、プラント5、ホック、マルイ、丸合、ユニサン、ラムー
【県内】イズミ(ゆめタウン)、一畑百貨店、一番街、ウシオ、Aコープ、小田商店、キヌヤ、グリーンシティ、サティ、ジャスコ、服部タイヨー、ハラトク、ファミリーストアいしかわ、ふくしま、藤増ストア、マルマン、みしまや、ラピタ
※販売店舗は随時拡大中です
【お問い合わせ先】 島根県農畜産振興課 TEL.0852-22-5125 |
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