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三成発電所

  斐伊川は、島根県東部の中国山脈に源を発し、大馬木川、阿井川、久野川、三刀屋川などの支流を集めて斐川平野を貫流し宍道湖に注ぐ、流路延長約90km、流域面積1,067km2の河川です。 

 三成発電所は、斐伊川上流の仁多郡奥出雲町三成地内において昭和28年10月に運転開始した島根県で最初の県営発電所です。

 この発電所は、上流約2.3kmの地点に建設された三成ダム(国土交通省直轄砂防堰堤を増補したもの)の常時満水位からの最大有効落差58.76mを利用して、最大使用水量6.00m3/s、最大出力2,830kW、年間発電電力量約1,535万kWhの発電をしています。

 なお、貯水池である三成ダムはアーチダムと呼ばれる構造をしています。

 アーチダムというと黒部ダムや温井ダムが有名ですが、この三成ダムが日本で初めて造られたアーチダムとなります。

 

斐伊川水系図 

 

諸元

要目  三成発電所

土木工作物 

    全容量: 3,438,000m3三成ダム

    有効容量:  1,138,000m3
     利用水深:    7.00m
     湛水面積:   316,000m2

    型式: アーチ式コンクリートダム

     頂長及び高さ: 109.72m 42.0m

    総亘長: 2,292.168m

    種類及び構造: 圧力隧道馬蹄型

    径:上部1.8m 下部1.2m

    延長:103.430m

主要機器

    種類:フランシス水車
     型式:竪軸単輪単流渦巻型
     最大出力:3,150kW
     使用水量:6.00m3/s
     回転数:600rpm

    種類:交流三相同期発電機
     型式:竪軸回転界磁型
     定格出力:3,500kW
     変圧器容量:3,500kVA

 

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