FTTH(加入者系光ファイバサービス)とは
FTTH(fiber to the home)とは、光ファイバケーブルを利用者の自宅・事業所まで直接引き込むことによって、100Mbps(毎秒100メガビット)程度の超高速インターネット接続サービスを利用できるようにする技術であり、ブロードバンドの本命と言われています。
素材(石英系ガラス)の持つ優れた特性により、大容量のデータを損失・劣化させることなく長距離にわたって超高速で伝送できる技術であり、「秒進分歩」といわれるほど著しいスピードで進む「IT革命」の中にあっても、相当長期間にわたって揺るがない技術と 考えられています。
特に、FTTHによる超高速インターネット接続サービスは、上り回線(アップロード)・下り回線(ダウンロード)の双方向で十分な通信速度を安定的に確保できることから、動画配信など大容量データを用いた情報発信、リアルタイム映像による双方向コミュニケーション、多地点間を結ぶ 遠隔会議などを行う場合に、その優れた特性を発揮します。
ブロードバンド社会の「扉」が開いたばかりの初期段階は、多くの利用者が情報検索等の目的で下り回線(ダウンロード)中心のインターネット利用を行っていましたが、ブロードバンド社会の成熟につれて、大容量データによる情報発信や双方向コミュニケーションが急速に普及・拡大して おり、上り・下りの双方向で強さを発揮するFTTHは、ブロードバンドの主役になると考えられています。
また、このような優れた通信機能に加え、光波長を多重化する技術(一本の光ファイバを独立した複数の伝送路として分割利用する技術)の実用化に伴い、FTTHを用いて多チャンネルのテレビ放送を送信する手段としても利用できるようになったため、テレビ難視聴対策の「救世主」としても注目されています。
このように将来発展性の有望なFTTHですが、現時点では大都市地域を中心に全国市町村数のわずか28%でしか利用できない状況にあり、このままでは全国的にブロードバンドの地域格差が一層拡大してしまう懸念があります。
このため、本県は、この「発展シナリオ」によって条件不利地域におけるFTTH実現を目指すものです。
参考:条件不利地域におけるFTTHの活用 [PDF:13kb]


