• 背景色 
  • 文字サイズ 

河川事業

新内藤川流域における河川改修工事の進捗状況(平成25年度上半期)

 新内藤川流域における河川改修は、当面10年の目標を近年出雲市街地で最も大きな被害をもたらした平成9年7月洪水に対して家屋浸水被害を防止することとし「新内藤川流域河川改修10年計画」を策定し、現在、新内藤川をはじめ支流の午頭川及び赤川において、河川改修工事を実施しています。

【新内藤川】

 

1.工事の概要

 新内藤川の河川改修工事は、現在下流の新内藤水門(潮止堰)から約80m間の浚渫工事を行っています。今後はさらに上流へ向けて進めていきます。

 また、上流部では高岡町地内の高岡南橋の工事を行っており、来月2月頃完成予定です。今後は橋周辺の道路工事及び上流の枝大津橋付近までの掘削工事を予定しています。

 

 当面の改修区間

 ・新内藤川下流区間

 延長:約2,600m川幅:約49m(本改修)河床掘削(浚渫):約136,000(m3)

 ・新内藤川上流区間

 延長:約1,000m川幅:約19m(暫定改修)橋梁:1橋(高岡南橋)、築堤護岸、河床掘削

 

新内藤川位置図

 

2.平成25年9月末の状況

(1)平成25年度上半期までに完成した工事

 ・下流工区護岸工事(田中橋から赤川合流点)(位置図番号1)

 矢板護岸工事工事延長L=385.4m、矢板長6.5m

 

(2)現在施工中の工事

 ・下流工区浚渫工事工事延長L=80m浚渫土量V=5000m3(位置図番号2)

施工業者株式会社中筋組

工期平成25年3月27日から平成25年12月20日(予定)

 ・上流工区橋梁工事(高岡南橋・市道北本町谷田谷線)(位置図番号3)

 橋長32.5m橋幅7.2m

下部工工事(橋台・基礎杭・護岸工・樋管工)

 施工業者大福工業株式会社

工期平成24年9月1日から平成25年11月29日

 上部工工事(単純中空合成床版橋:鋼桁製作・架設)

 施工業者株式会社藤原鐵工所

 工期平成25年3月27日から平成25年12月20日(予定)

 

新内藤川写真2

新内藤川写真1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【午頭川】

 

1.工事の概要

 午頭川における河川改修工事は、新内藤川水門から長浜工業団地下流までの区間について、本改修断面での河道拡幅、築堤、護岸工を進めています。

 現在、下流から約500m地点までの工事が完了しています。

 

当面の改修区間:新内藤川水門から長浜工業団地区間午頭川位置図

延長:約1,400m

川幅:約23m

橋梁:5橋(うち1橋工事中)

 

2.平成25年9月末の状況

(1)平成25年度上半期までに完成した工事

 ・山中橋橋長L=24.8m橋幅W=3.7m(位置図番号1)

 

(2)現在施工中の工事

 ・護岸工事(位置図番号2)

 矢板護岸工、築堤等

 施工業者トガノ建設株式会社施工延長L=150m

 工期平成25年3月26日から平成25年12月16日(予定)午頭川写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【赤川・塩冶赤川】

 

1.工事の概要

 赤川における河川改修工事は、現在の河川の拡幅が困難なことから、旧JR大社線(現在の自転車道)に沿って付替え河川を新たに開削することとして進めています。

 また、同様に赤川の支流となる塩冶赤川もJR下流までを付替え河川として新たに開削します。現在、赤川については国道9号バイパス付近まで暫定的に開削していますが、平成30年度頃までは赤川・塩冶赤川とも橋梁新設を進め、橋梁新設後に随時開削していく予定です。

 【赤川付替え区間】

 延長:約6,560m川幅:約24m(暫定)橋梁:9橋(うち4橋完成)赤川位置図

 【塩冶赤川付替え区間】

 延長:約1,600m川幅:約15m(暫定)橋梁:3橋

 

2.平成25年9月末の状況

(1)平成25年度上半期までに完成した工事

 ・学園橋橋長L=43.7m橋幅W=7.0m(位置図番号1)

 ・浜子橋橋長L=37.1m橋幅W=7.0m(位置図番号2)

 

(2)現在施工中の工事

 ・掘削工事(位置図番号3)

 工事延長L=850m掘削土量8400m3

 施工業者有限会社勝部組

工期平成25年3月27日から平成26年1月14日(予定)

赤川写真2

赤川写真1

 

平田船川流域(湯谷川)における改修工事の進捗状況(平成25年度上半期)

 平田船川流域は市街地を含む平野部の地盤が低く、河川勾配も緩やかで、宍道湖の水位を受けることから、浸水被害が多発する地域となっています。

平田船川、湯谷川の治水事業は、昭和39年の大出水を契機に抜本的な対策として、昭和43年より河川改修に着手しております。

治水安全度を向上させるため、近年において大きな被害をもたらした平成9年7月降雨を踏まえ、10年に1回程度発生する降雨による洪水から市街地を含む平田地域の浸水被害を解消します。(宍道湖北西域河川整備計画

船川写真1船川写真2船川写真3

 

【工事概要】

 平田船川、湯谷川の流下能力を確保するため、河川の拡幅、河床の掘削及び築堤をすることとし、工事を進めています。

 

湯谷川位置図

【平成25年9月末の状況】

 ・平田船川(位置図番号1)

・湯谷川(位置図番号2)

 なめら橋上流付近まで拡幅工事が完了しました南橋付近まで拡幅工事が完了しました

 

船川写真4船川写真5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十間川流域における河川改修工事の進捗状況(平成25年度上半期)

 

1.工事の概要

 十間川流域における河川改修は、平成20年に「十間川流域河川整備計画」を策定し、十間川位置図

その中で、治水対策として昭和39年及び47年の大洪水に対応するよう、神西湖計画流

入量360m3/sに対して、差海川で170m3/sを排出し、標高2.2mまで神西湖に貯

留するため、神西湖湖岸に標高2.6mの堤防を築く計画としています。また、十間川は、

110m3/sの計画流量とし、河口からJR橋までの間を拡幅します。

 現在、平成13年6月の洪水に対応するよう暫定的に進めており、神西湖の堤防は標高

1.7mとしています。

 なお、差海川河口には、神西湖の汽水環境の保全のための塩分調整堰がすでに完成

しています。

 差海川堰開閉状況及び神西湖のリアルタイム水質情報

 

 ・差海川区間

 延長:約1,800m河口閉塞対策、塩分調整堰(完成)、立て切り撤去

 ・神西湖区間

 延長:約3,000m築堤(標高2.6m)、樋門2基(うち1基完成)

 ・十間川区間

 延長:約2,750m川幅約38m橋梁7橋(うち1橋完成)取水樋門1基(完成)

 

 

2.平成25年9月末の状況

(1)現在施工中の工事十間川写真

 ・十間川河口部樋門工事(外沢樋門)(位置図番号1)

 樋門高さ1.9m幅1.2m長さ15m

 施工業者山陰建設工業株式会社

 工期平成25年3月23日から平成25年12月9日


お問い合わせ先

出雲県土整備事務所

〒693-8511 島根県出雲市大津町1139番地(出雲合同庁舎内)

  Tel(0853)30-5615 Fax(0853)24-3766