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矢原川ダム建設事業

進捗状況

  • 平成26年4月に建設採択となりました。
  • 平成27年9月に地元ダム対策協議会と基本協定を締結しました。

 

事業の目的

 矢原川ダム建設により三隅川沿川の浜田市三隅町市街地から矢原川沿川地域までを洪水氾濫から守ります。

○被害の歴史

 三隅川沿川は昭和18年から昭和33年にわたり連年のごとく洪水被害をうけました。その後の主要洪水としては昭和47年及び昭和58年があげられます。

 昭和47年の水害の写真

○御部ダムの建設着手

 昭和47年豪雨により甚大な被害を受けたため、災害復旧助成事業により暫定的に復旧した後、基準点三隅大橋における基本高水流量1,960m3/sを御部ダムによる洪水調節により1,360m3/sに低減する計画として昭和53年から中小河川改修事業に着手し、昭和56年には御部ダムの建設に着手しました。

○昭和58年7月の水害

 しかし、昭和58年7月豪雨は基準点の基本高水流量をはるかに超える大洪水となり、三隅町全体で死者33名、重軽傷者33名、浸水家屋1,026戸、全半壊流出家屋1,054戸にのぼる壊滅的な災害を被りました。

昭和58年水害の状況1昭和58年水害の状況鉄道

昭和58年水害の状況役場付近1

昭和58年水害の状況役場付近2

○矢原川ダムの建設

 これを契機に、三隅川の治水計画は改定の必要に迫られ、基準点三隅大橋の基本高水流量を2,440m3/sに引き上げて、河道に1,600m3/s、上流ダム群(御部ダム、矢原川ダム)に840m3/sの洪水配分する計画としました。三隅川下流部の市街地においては河道沿川に住宅が密集しており、河道拡幅による改修では用地の確保がきわめて困難であり、また生活基盤崩壊の恐れがあることから、ダムによる洪水調節が最も意義があり、かつ経済的な治水対策です。

 その後、河道改修(災害復旧助成事業)は昭和63年度に完成し、御部ダムも平成2年度に完成していますが、現状では昭和58年7月豪雨に相当する概ね100年に1回程度の確率で発生する大雨による洪水に対して河道の流下能力が不足しているため、矢原川ダム建設計画に大きな期待が寄せられています。

 

矢原川ダム建設事業の諸元

 

河川名:二級河川三隅川水系矢原川

位置:島根県浜田市三隅町矢原(左右岸とも)

 ダム型式:重力式コンクリートダム

 ダム高:51.3m

 堤頂長:266.5m

 堤体積:147,300m3

 総貯水容量:7,000,000m3

 湛水面積:0.42km2

 

 ※データは計画値
矢原川ダムの縦断図です。

流域一覧図

矢原川の流域一覧及び位置図です

基本協定調印式

 平成27年9月8日に知事と矢原川ダム対策協議会及び矢原地区矢原川ダム対策協議会の間で、益田市長及び浜田市長立会いのもと、ダム建設推進に向けて、基本協定の調印式が執り行われました。

 本協定は、県と地元対策協議会の相互の理解と信頼に基づき、将来における意見の相違等を未然に防止し、事業の円滑な遂行と損失に対する適正な補償を行うことを目的として取り交わされる協定です。

 当日は、地元や県市の関係者が見守るなか、滞りなく式が執り行われ、調印後には調印者5名により、今後の矢原川ダム建設事業の円滑な遂行に向け、固い握手が交わされました。

 予備調査から32年という長い年月を経て、地元対策協議会の協力のもと、矢原川ダム建設事業は大きな節目を迎えることができました。

 今後は、用地調査や付替道路、ダム本体の調査・設計等を進め、地元の関係の皆様の御理解、御協力のもと、事業の早期完成に向け着実な促進を図りたいと思います。

 矢原川ダム基本協定調印式

 

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お問い合わせ先

浜田河川総合開発事務所

〒697-0041 島根県浜田市片庭町254番地
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