「Rubyビジネスモデル研究実証事業」の成果を公開
島根県では、平成22年度に「プログラミング言語Rubyの特徴を活かし、顧客ニーズを素早く的確に捉え、
顧客満足度を高めるためのソフトウェア開発手法」を詳らかにする「Rubyビジネスモデル研究実証事業」を
行いました。
このたび、本研究実証の全体報告書、並びに、実証事業を委託した県内4社の報告書を公開しました。
島根県では、今年度、この成果の普及、拡大を通じて県内IT産業の競争力強化を目指し、補助事業、
研修講座等を計画しています。
また、平成23年4月15日(金)には、松江市内において成果に関する研究発表会を予定しています。
■「Rubyビジネスモデル研究実証事業」 全体報告書
顧客(県内企業、製造業)が、現在は紙ベースで行っている製造現場の業務をシステム化。
開発者は、1、2週間ごとに顧客と打ち合わせを行い、顧客価値の高い機能から順次開発。
その開発プロセスは随時カイゼンを図り、顧客・開発者ともに成長をしていくことで、ソフト
ウェア価値および品質を高めた。
■ 株式会社ネットワーク応用通信研究所 報告書、公開ソースコード
診療所で利用される診療情報分析システムの開発に取り組む。県内複数の診療所から
システムへのニーズを聞き、開発途中でデモンストレーションを行いながら、実際の開発は
遠隔地にある他企業と分業して取り組んだ。
複数の企業が協業し開発するアジャイルプロセスでは例のない開発パターン。開発企業と
顧客(県内企業)は毎週打ち合わせを行い、開発、実装、リリース、評価、次の開発に関する
打ち合わせを繰り返した。
開発側2社と顧客(県内教育機関)がいずれも遠隔地にある中で開発するアジャイルプロ
セスでは例のない開発パターン。物理的に離れた環境で、テレビ会議システム、情報共有
ツールを利用するなどして開発側と顧客の意思疎通を図った。
昨年度事業の実施にあたっては、専門的な知見に基づいた助言、提言を行う研究会を設置しています。
○アドバイザリーボード事業の委託先
○「アドバイザリーボード事業」研究会
委員長:平鍋 健児氏 (株)永和システムマネジメント取締役副社長、
(株)チェンジビジョン 代表取締役社長、アジャイルプロセス協議会フェロー
委 員:濱 勝巳氏 (株)アッズーリ代表取締役社長、アジャイルプロセス協議会会長
倉貫 義人氏 TIS(株)所属、SonicGardenカンパニー長
鷲崎 弘宣氏 早稲田大学基幹理工学部情報理工学部准教授
前川 徹氏 サイバー大学 IT総合学部 教授
伊久美 功一氏 (独)情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター
(本事業に関する問いあわせ先)
島根県商工労働部 産業振興課情報産業振興室
杉原健司 TEL:0852-22-6220 Mail:sugihara-kenji@pref.shimane.lg.jp

