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杉葉線香(すぎばせんこう安来市広瀬町

杉葉線香の写真

 杉葉線香は、江戸時代初期より杉の葉の粉末を主原料にして、手作りで製造されてきた。杉葉特有の香りと、火のつきがよく折れにくいのが特徴。製造過程で最も重要なのは、杉葉粉とのり粉(日本産は椨の木の葉の粉末)を混ぜ合わせ、熱湯でよく煉合せる点。固さと粘着力の確認は手先の感覚のみが頼りとなるため熟練の技を要する。また、煉合せた物を線香状(生そばの様な状態)にし切断する作業や、風を通し天然乾燥させる作業もすべて手作業で行なわれる為、ここでも常に手先の感覚が大切となる。求めやすい価格であることもあって、広く庶民に愛用されている。野線香ともよばれている。

 

【製造過程】練り合わせ→生仕出し→乾燥→結束包装
【主な製品】線香
【製造事業者】
●内田線香店(昭和57(1982)年9月7日指定)
〒692-0623安来市広瀬町布部186TEL0854-36-0178
紹介ページ(「安来市観光ガイド」より):https://yasugi-kankou.com/spot/uchidasenkoten/(外部サイト)

 

 

 

 

 

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