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クドア防止体制について

1.ヒラメを介したクドアの一種による食中毒

近年、全国的に、食後数時間で一過性のおう吐や下痢を発症し、軽症で終わる原因不明の食中毒が発生していました。こうした事例の多くでは、生食のヒラメが提供されており、厚生労働省などが調査をしたところ、ヒラメに寄生したクドア・セプテンプンクタータ(Kudoaseptempunctata:以下クドア)が原因であることがわかりました。

島根県内でも件数は少ないですが、クドアを原因とした食中毒が発生しております。

 

 

クドアに関しては以下HPをご参照ください。

厚生労働省ホームページ「生食用生鮮食品による原因不明有症事例について」(外部サイト)

水産庁ホームページ「養殖ヒラメに寄生したクドアによる食中毒の防止対策」(外部サイト)

 

2.島根県でのヒラメの種苗放流

○栽培漁業の取組み

島根県では、重要魚種の安定的な種苗生産を行い、種苗放流による積極的な資源造成を行う栽培漁業を重点施策として位置付け、マダイやヒラメを中心とした栽培漁業を積極的に推進しています。

○ヒラメの種苗生産

ヒラメの種苗生産は島根県隠岐郡西ノ島町にある栽培漁業センターで行っています。地先の定置網や刺し網で漁獲された天然のヒラメを親魚とし、1月下旬から種苗生産を開始します。4月上旬には体長45mmとなり、各地域(出雲東部、出雲西部、石見東部、石見西部)の中間育成施設に出荷され、放流サイズ(120mm)になるまで飼育されます。

 

3.島根県でのクドア防止対策

島根県では、農林水産省が取りまとめた対策に基づき、クドアの寄生防止に向けた取り組みを実施しています。

  1. 種苗生産→中間育成→放流までの過程において、クドアの宿主となるゴカイ等が存在しない飼育環境を確保
  2. 放流直前にはクドアの遺伝子の有無を安定的に確認できるPCR検査法を用い、クドアの寄生の有無を検査
  3. クドア寄生が確認されない健全なヒラメ稚魚の放流

4.クドア検査結果

 

平成27年度
中間育成施設場所 検査結果 放流尾数
鹿島町(出雲東部地域水産振興部会) 陰性 41,700
大田市(石見東部地域水産振興部会) 陰性 76,000
浜田市(出雲西部・石見西部地域水産振興部会) 陰性 178,000
西ノ島町(隠岐島前地域水産振興部会) 陰性 50,000
平成28年度
中間育成施設場所 検査結果 放流尾数
鹿島町(出雲東部地域水産振興部会) 陰性 49,000
大田市(石見東部地域水産振興部会) 陰性 85,300
浜田市(出雲西部・石見西部地域水産振興部会) 陰性 181,900
平成29年度
中間育成施設場所 検査結果 放流尾数
鹿島町(出雲東部地域水産振興部会) 陰性 52,500
大田市(石見東部地域水産振興部会) 陰性 94,300
浜田市(出雲西部・石見西部地域水産振興部会) 陰性 196,000

 

※陰性:クドアの寄生無

 

これまで、栽培漁業センター及び中間育成施設ではクドアの寄生は発生していません。

 

 


お問い合わせ先

水産課

 ≪お問い合わせ先≫
 島根県農林水産部水産課
 住 所:〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
 電 話:0852-22-5312
 FAX:0852-22-5929
 Eメール:tobiuo@pref.shimane.lg.jp