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出雲地区延縄一本釣漁業組合連合会の第40回技術交流会が開催されました!

会場の様子

 

 

 

 平成27年8月29日(土)に、松江市島根町の「マリンゲートしまね」において、出雲地区延縄一本釣漁業組合連合会主催の第40回技術交流研修会が開催されました。講演3題と技術発表1題の発表があり、約60名の漁業者が集まりました。

 

 

 

 

講演

「漁業時の事故防止について」、「事故発生時の対処について」

講演:「漁業時の事故防止について」、「事故発生時の対処について」

 

講師:第八管区海上保安境海上保安交通課様

 

 島根県・鳥取県において、近年の海難事故の船種別件数で最も多いのは漁船だそうです。事故の内容は衝突が多く、主な原因は見張り不十分とのことです。事故を防ぐために操業中の監視体制を強化することについて、漁業者への注意喚起がありました。

 

 

 

 

 

「機動救難士について」

講演:「機動救難士について」

 

講師:第八管区海上保安美保航空基機動救難士様

 

 機動救難士とは、海難船舶等をヘリコプターで救助する専門チームです。講演では、実際の救助の様子のDVDが上映され、救助作業における注意事項や作業時の協力等のお願いがありました。

また、MICS(沿岸域情報提供システム)について紹介がありました。海難事故の発生や気象注意報・警報の情報など、海の安全に関する情報をリアルタイムに受け取ることができるそうです。ぜひご活用されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

「釣り・延縄漁業における主要魚種の漁獲動向についてーブリ・アマダイー」

講演:「釣り・延縄漁業における主要魚種の漁獲動向について~ブリ・アマダイ~」

 

講師:島根県水産技術センタ主任研究森脇和也氏

 

 出雲地区における釣りの主要魚種はブリ、延縄の主要魚種はアマダイです。両種とも漁獲量と水温には深い関係があり、ブリは冬から春にかけて、アマダイは秋に漁獲量が増加します。それぞれ回遊生態の解明や資源維持のための基礎調査が国や県の研究機関による調査研究が進められています。

 

 

 

 

技術発表

「小伊津アマダイの漁具改良の取組みについてー縄くり時間の短縮ー」

技術発表:「小伊津アマダイの漁具改良の取組みについて~縄くり時間の短縮~」

 

発表:JFしまね平田支小伊津漁船福田薫氏

 

 アマダイは主に延縄漁によって漁獲され、とくに佐香地区小伊津町で漁獲量が多く、「小伊津アマダイ」はブランドとして京阪神の市場にも流通しています。延縄を収容する鉢を準備するときに縄を「くる」作業を行いますが、このとき枝縄がよれて幹縄に絡み付く“ヨリ”ができ、これを戻す作業に手間と時間がかかります。この“ヨリ”が掛りにくく、戻りやすいような漁具の改良による作業省力化の取組みが紹介されました。漁具が使いやすくなると、漁業者の作業の負担軽減とともに後継者対策にも繋がることが期待されます。

 

 

講師の皆さま、出席された漁業者の皆さま、運営に携わった担当地区と漁協の皆さま、大変お疲れさまでした。


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松江水産事務所