特用作物振興品目の紹介
1.葉たばこ(ナス科)
調製出荷作業の共同化による安定生産が図られています。

県内では、黄色種(品種)を水田転作及び国営開発地等で栽培しています。近年では、干拓農地においては認定農業者を中心とした規模拡大が進んでいます。
また、平成12年度から県下5ヶ所において共同乾燥施設及び受委託組織の整備が進み、高齢者や新規参入者でも安心して栽培できる体制整備が図られています。

| ◆生産状況(H15耕作組合データ) | ||
| 作付面積 | 生産量 | 生産額 |
| 152ha | 293t | 482百万円 |
| ◆県内の主な産地(同上) | ||
| 1)安来市 | 2)松江市 | 3)益田市 |
| 14ha | 14ha | 16ha |
| 35t | 30t | 25t |
2.茶(ツバキ科)
茶処しまね。人と環境にやさしいお茶づくりを推進しています。

県内の茶消費量は全国第4位(県庁所在地(松江市)における一人当りの緑茶消費量475g、総務省「H14家計調査年報」)と多く、茶商からは県産茶の更なる増産を求められています。
県西部(津和野町等)においては後継者による共同茶工場の整備や規模拡大等が行われています。
また、平成13年度から、県エコロジー農産物推奨制度を活用した「エコ茶」の取組が始まり、年々拡大しています。(エコファーマー数:13名、エコ推奨者数:8名、エコ加工推者数:7業者)
関連リンク
社団法人日本茶業中央会
O-CHA NET(世界緑茶協会)


| ◆生産状況(H15統計調査データ) | ||
| 作付面積 | 生産量 | 生産額 |
| 215ha | 327t | −百万円 |
| ◆県内の主な産地(同上) | ||
| 1)伯太町 | 2)平田市 | 3)加茂町 |
| 24ha | 31ha | 14ha |
| 75t | 46t | 40t |
3.みつまた(ジンチョウゲ科)
質の高い和紙原料として一万円札に供給・使用されています。

局納みつまたは、中国四国6県(島根、山口、岡山、徳島、高知、愛媛)において契約を結び生産されており、島根県産は品質面で高い評価を受けています。
県内各産地において黒皮(中央写真)まで加工され、白皮への加工はJA西いわみの加工場で、一括して行われています。


| ◆生産状況(H15みつまた実態調査) | ||
| 作付面積 | 生産量 | 生産額 |
| 54ha | 15t | −百万円 |
| ◆県内の主な産地(同上) | ||
| 1)日原町 | 2)美都町 | 3)六日市町 |
| 9.8ha | 9.6ha | 6.6ha |
| 3.4t | 2.9t | 2.4t |
4.薬用人参(ウコギ科)
歴史ある「雲州人参」として高い評価を受けています。
国内では他に福島県、長野県で生産されていますが、大根島産は2年生移植6年生収穫を基本とし品質が非常に優れているため、「雲州人参」と呼ばれ品質面で高い評価を得ています。
最高級品である紅参は主に台湾に輸出され、その他粉末やエキス等に加工したものが国内向けに販売されています。また、近年では食材用に向けた栽培にも取り組み始めています。
関連リンク
JAくにびき「雲州高麗人蔘」


| ◆生産状況(H15統計調査データ) | ||
| 作付面積 | 生産量 | 生産額 |
| 21ha | 4t | −百万円 |
| ◆県内の主な産地(同上) | ||
| 1)八束町 | − | − |
| 21ha | − | − |
| 4t | − | − |
5.わさび(アブラナ科)
辛さの中に甘味がある”わさびの中のわさび”。

島根県の水わさびは静岡県等とは異なり、主に自然の沢を活用した渓流式と呼ばれるわさび田で栽培されています。
冬の厳しい寒さに当たるため、小振りですが、じっくりと育ったその根茎は粘りが強く辛さの中に甘味があふれることで高く評価されており、根強い人気があります。
また、近年は、加工用の畑わさび栽培も盛んに行われ、わさび漬け等の原料としても供給されています。
関連リンク
デリシャスしまねっと「わさび」


| ◆生産状況(H14生産振興課調査) | ||
| 作付面積 | 生産量 | 生産額 |
| 97ha | 177t | 124百万円 |


