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益田事務所林業部

西部農林振興センター益田事務所林業部の主な業務等について紹介します。

 

 

森林・林業の概況

 管内の森林は、広葉樹林が約6割、針葉樹林が約4割の構成となっており、これらの森林から木材が供給されるとともに、清流高津川や河口域の水質環境が守られています。これらの森林が、健全な状態で将来に引き継がれるよう、適切な管理を行っていく必要があります。

 管内の林業は、管内全域を経営区域とする高津川森林組合や林業事業体等により、植林作業や間伐等の保育作業が行われています。また、木材生産業者等により、広葉樹を主体とした製紙用チップ用材の生産やスギを主体とした合板用材、建築用材の生産が盛んです。さらに、益田市に隣接する浜田市には合板工場があり、管内の木材生産業者等からもスギが納材されるとともに、平成27年より県内2カ所で稼働している木質バイオマス発電施設へ向けて、発電に供する燃料用チップの供給も行われています。

 また、管内の木材産業は、益田市内に2つの木材市場があり、高津川下流部には木材の製材加工施設が集積した「木工団地」が形成されています。製品は、板類、角類、パレット材料などで、関東、東海、近畿、山口、九州等へ出荷している製材所もあります。

 

高津川流域における森林資源、素材生産及び製材の現状について(PDFファイ253KB)

 

 

森林資源の状況

 管内の総土地面積は、約138千haで県土の約21%を占めており、そのうち森林面積は約122千haで、総土地面積の約89%にあたります。国有林面積は約13千ha、民有林面積は約109千haとなっています。民有林のうち私有林が約96%を占めています。

 民有林の資源内容は、人工林が約36千ha、天然林が約70千ha、竹林その他が3千haで、人工林率は33%と県平均の38%を下回っています。

 樹種構成を面積割合でみると、人工林ではスギが約49%、ヒノキが約29%、マツ類が約21%、その他約1%となっています。

 また、管内森林の齢級構成を面積割合でみると、9齢級以上の利用期を迎える森林が全体面積の66%を占めています。

 

 出典:森林資源関係資料(平成27年度末現在)

 

 

取り組み紹『重点項目』

1.「新たな農林水産業・農山漁村活性化計画」第3期戦略プラン

 第3期(平成28年度から平成31年度)戦略プランにおいて、益田事務所林業部で以下の地域プロジェクトに取り組んでいます。

 

 

(1)清流高津川を育む森の循環プロジェクト

 施業の集約化と労働力の確保、路網の整備や高性能林業機械の更なる導入を進め、原木の増産と木質バイオマスの安定供給の構築を図ります。また、高津川森林組合が素材生産事業体と連携して取り組んでいる「森づくり支援」の取り組みを、流域の木材関係者全体に広げるとともに、一貫作業システム等による低コスト造林を進めることにより、確実な森林の再生を図ります。

 

【数値目標】
成果指標

現況

(H26)

目標

(H31)

森林経営計画に基づく原木生産量

11,000m3 51,000m3
認定事業体等の原木生産量 83,000m3 124,000m3
低コスト再造林対策苗木の生産量 1,000本 44,000本

※低コスト再造林対策苗木とは、生長に優れた精英樹並びに植栽効率の良いコンテナ苗

 

 

(2)清流高津川木材製品出荷拡大プロジェクト

 これまで、乾燥材製品の大量生産等のため加工施設の整備を進めるとともに、公共建築物等へ流域材の供給を行ってきました。一方で、原木の調達や製品出荷においては引き続き需給の調整が必要であるほか、流域材使用にあたり需給のミスマッチが発生するなどの課題もあります。

 今後は、原木の安定確保による製品増産と高付加価値製品の開発により、県内外販路の更なる開拓を進めるとともに、管内での流域材利用の促進と流域材が円滑に流通する体制の整備を行います。

 

【数値目標】
成果指標

現況

(H26)

目標

(H31)

乾燥材出荷量 6,441m3 8,000m3
県外等への木材製品出荷量 7,129m3 8,900m3

 

 

(3)中山間地域における「こだわりの農産物」の推進プロジェクト

【椎茸部会の取組み】

 中山間地域では、野菜等と菌床椎茸を組み合わせた複合経営が主体になりつつあり、地域農業の大きな収入源となっています。このため、地域の菌床椎茸生産者の生産技術の向上を図り、生産量を増大していく必要があります。あわせて、菌床椎茸の新規生産者の参入を促し、野菜等との複合経営の推進による若い後継者の地域定住を図ります。

 

【数値目標】

成果指標

※椎茸生産分野

現況

(H26)

目標

(H31)

菌床生椎茸生産量

75t 85t

 

 

2.第一種特定鳥獣(ツキノワグマ)保護計画

 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づき策定された「第一種特定鳥獣(ツキノワグマ)保護計画」の取組みとして、ツキノワグマによる人身被害を回避し、農林作物及び家畜等の被害を軽減するとともに、地域個体群の長期にわたる維持を図るために、必要な施策等を推進します。

 

 

業務紹介

1.造林補助事業の実施

 新植・保育(下刈り、雪起こし、枝打ち)・間伐等を計画的に行われた補助事業者に対し、補助金を交付します。

 

2.水と緑の森づくり事業の実施

 荒廃森林を再生させ、水を育む緑豊かな森を次世代に引き継ぐため、不要木の伐採等再生整備や、県民参加による森づくり活動等に対し、補助金を交付します。

 

3.森林整備のまとめ役となるリーダーの養成

 指導的林業者や林業研究グループ等のリーダーの育成を図ります。

 

4.林業経営者及びその後継者等の育成

 林業経営に意欲的な森林所有者及びその後継者の育成・確保を図るとともに、管理・経営ができていない森林所有者、不在村所有者等の森林は森林組合等へ管理経営の施業委託を実施する等、森林組合を地域林業の担い手として育成します。

 

5.森林と林業の体験学習

 森林、林業の重要性を、子供たちを含む市民・町民に広く普及するため、森林教室の開催等の支援をします。

 

6.特用林産物の生産

 しいたけや広葉樹枝物等の特用林産物の生産に関して、情報・技術等を提供します。

 

7.木材産業の体制強化

 製材所等に対して、製材・加工・流通体制の強化を図る取り組みを推進します。

 

8.木材利用の普及・拡大

 流域材の県外等への販路拡大や、新規需要開拓を図ります。

 

9.地域の木質バイオマス利用の促進

 未利用資源を中心とした木質バイオマス利用の円滑な推進に資する取り組みを実施します。

 

10.野生鳥獣の保護・管理

 野生鳥獣の保護を行うとともに、野生鳥獣による農林作物等の被害対策の指導等を行います。

 

11.狩猟の適正化

 狩猟免許制度の事務を行うとともに、その適切な運用を図ります。

 

 


お問い合わせ先

西部農林振興センター

島根県西部農林振興センター
 〒697-0041 浜田市片庭町254 FAX0855-29-5591
川本家畜保健衛生所
 〒696-8510 川本町大字川本265-3 FAX0855-72-9811
益田家畜保健衛生所
 〒698-0007 益田市昭和町13-1 FAX0856-31-9739  
県央事務所
 〒696-8510 川本町大字川本265-3 FAX0855-72-9504
県央事務所農業普及部大田支所
 〒694-0064 大田市大田町大田イ1-3 FAX0854-84-9712
益田事務所
 〒698-0007 益田市昭和町13-1 FAX0856-31-9608

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