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ブドウ新品種‘クイーンニーナ’の品種特性

 ‘クイーンニーナ’は大粒で食味が大変優れており、今年のような猛暑でも鮮やかな赤色に着色することから、今後有望な赤系品種です。

 

 ‘クイーンニーナ’〔安芸津20号(紅瑞宝×白峰)×安芸クイーン〕は、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で育成され、2009年に公表された新品種です。
果皮は鮮やかな赤色で、夏場の夜温が高い年でも着色が良好です。果肉は硬くしまり、‘シャインマスカット’に近い食感です。
収穫期は、雨よけ栽培で8月下旬から9月上旬であり、‘ピオーネ’同様に2回のジベレリン処理で無核化でき、果粒重が20gを超える粒もできます。糖度は20度以上と高く、酸度も低いため、食味は極めて優れています。
以上のように、‘クイーンニーナ’は期待の大きい品種ですが、年や栽培条件により花振るいの発生など栽培上の課題も残るため、今後栽培管理方法について検討することにしています。


クイーンニーナ

 

果実品質

 

 問い合せ先:栽培研究部果樹グループ(担当:姫宮雅美)TEL0853−22−6948
E_mail:nougi@pref.shimane.lg.jp

 

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