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建設環境委員長報告

建設環境委員長報平成29年11月定例会(12月15日)

 

 建設環境委員長報告をいたします。

 今定例会において建設環境委員会に付託されました議案のうち、既に12月6日に報告いたしましたものを除く議案の審査結果等について報告いたします。

 

 本委員会に付託されました議案は、「平成29年度島根県一般会計補正予算(第4号)」など予算案2件、「松江市の中核市への移行に伴う関係条例の整備に関する条例」の条例案1件、「契約の締結について」など一般事件案2件であります。

 

 これらの議案について、執行部に説明を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれの議案も全会一致をもって、原案どおり可決すべきとの審査結果でありました。

 

 次に、報告事項など、所管事項調査における質疑、意見等のうち主なものについて申し上げます。

 

 まず、企業局所管事項についてであります。

 「島根県企業局水安全計画の策定」では、執行部から、国のガイドラインに基づいて策定された「水安全計画」について報告があり、委員から、テロ行為等何があるか分からないので、水道用水供給事業者として、水の安全・安心には十分に留意してもらいたいとの意見がありました。

 また、別の委員から、市町村は水道水を直接住民に供給する水道事業者であるが、同じように水安全計画を策定されるのかとの質問があり、執行部からは、水道事業者も水安全計画を策定する必要があり、現在、島根県内では松江市が計画策定済みである。今後、企業局の「水安全計画」も参考にしてもらい、他の市町村でも計画策定が進むことを期待しているとの回答がありました。

 委員からは、水の安全は非常に大事なことなので、水道事業を所管している健康福祉部とも連携して、計画策定の支援をしてもらいたいとの意見がありました。

 

 次に、環境生活部所管事項についてであります。

 執行部から報告のありました「島根県産業廃棄物の処理に関する指導要綱の見直しについて」では、委員から、平成30年4月からの松江市の中核市移行に伴い、処理施設設置に係る協議の手続きを新たに松江市が行うことになるが、県と松江市で手続きに相違が生じることのないよう、県はしっかりと支援をしてもらいたいとの意見がありました。

 執行部からは、松江市への事務の移行については、これまでも松江市と県で協議を重ねてきているが、中核市移行後も県と市との間で調整などを行うために協議会を設けて、進めていきたいとの回答がありました。

 また、「環境に配慮したライフスタイル『しまね流エコライフ』発信プロジェクトについて」では、執行部から、2030年の環境にやさしい島根の暮らし方を考え、新しい地球温暖化対策に取り組むため、プロジェクトチームを立ち上げ検討された取組みについて報告されました。

 委員からは、「しまね流エコライフ」の実現に向けた取組みのひとつとして、地域のコミュニテイづくりがあげられているが、抽象的な部分もあり地域の課題を踏まえ具体的な取組みにしていく必要があるとの意見がありました。

 執行部からは、環境面だけでなく多様な視点から、検討していきたいとの回答がありました。

 

 以上、建設環境委員会における審査の概要等を申し述べ、委員長報告といたします。



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