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建設環境委員長報告

 

建設環境委員長報平成25年9月定例会

 

 建設環境委員長報告をいたします。

 建設環境委員会に付託されました議案の審査結果等について報告いたします。

 

 今定例会において建設環境委員会に付託されました議案は、「平成25年度島根県一般会計補正予算(第5号)」など予算案8件、「島根県営住宅条例の一部を改正する条例」など条例案2件、「県の行う建設事業に対する市町村の負担について」の一般事件案1件、報告承認案1件及び「建築物の耐震化の促進に係る支援施策の充実を求める意見書」の議員提出議案1件であります。

 

 これらの議案について、執行部に説明を求め、慎重に審査いたしました結果、一般事件案第109号議案は賛成多数により、その他は全会一致をもって、原案どおり可決・承認すべきとの審査結果でありました。

 

 全会一致とならなかった一般事件案第109号議案「県の行う建設事業に対する市町村の負担について」は、委員から、市町村の負担金については、既に原則廃止とした県もあり、また、この負担を求める事業に、急傾斜地崩壊対策事業や街路事業など、防災対策や広域的な事業があるが、これらの整備は県の役割と考える。との理由から反対である、との意見がありました。

 議論を経て、最終的には挙手による採決を行ったところ、賛成多数により、原案どおり可決すべきとの審査結果でありました。

 

 議案の審査過程における執行部からの説明、委員からの質疑、意見等のうち主なものについて報告いたします。

 

 まず、平成25年度補正予算についてであります。

環境生活部から、電気自動車急速充電器設置モデル事業や、海岸漂着ごみ等の回収・処理対策事業等の補正を行うものであること。土木部から、7月末からの豪雨災害に対応するため、道路や河川等公共土木施設の災害復旧事業等や、また、社会資本整備総合交付金等の国の予算内示に伴い公共事業等の補正を行うものであること。また、企業局から、電気料金等の改定による収益増と風力発電所の修繕費などの補正を行うものであること。が説明されました。

 

 

 次に、報告事項など所管事項に関連したものについて申し上げます。

 環境生活部の所管事項についてであります。

 執行部から、9月9日、韓国済州島で開催されたアジア太平洋ジオパーク会議において、隠岐ジオパークの世界認定が、世界ジオパークネットワークから発表されたこと。また県として地元4町村と協力し、観光振興をはじめ隠岐地域の活性化が進むよう努めていく。との報告がありました。

 

 次に土木部の所管事項についてであります。

 執行部から、7月末からの大雨による被害状況については、県及び市町の公共土木施設を合わせて約2,100カ所、211億円余にのぼる被害であったこと。災害査定については9月30日から始まり年内に完了する予定であるとの報告がありました。

 また、災害復旧の態勢について、災害査定に向けては、土木部本庁や他の県土整備事務所や他部局からの職員の応援、災害復旧工事の実施に向けては県土整備事務所等の体制強化や、市町村に対して地方自治法に基づく派遣で支援する等の報告がありました。

 

 

 以上、建設環境委員会における審査の概要等を申し述べまして、委員長報告といたします。

 

 

 



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