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議員提出第15号議案

 

    安全・安心の医療・介護実現のため看護師等の夜勤改善・増員を求める意見書

 

  上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。

 

  平成24年10月12日

 

 提出者                                               

  藤間恵一     山根成二     岩田浩岳

  萬代弘美     平谷昭       須山隆

  園山繁       中村芳信       大屋俊弘

   尾村利成

 

 

(別紙)

 

    安全・安心の医療・介護実現のため看護師等の夜勤改善・増員を求める意見書

 

 厚生労働省は2011年6月17日、医政局長、労働基準局長、職業安定局長、雇用均等・児童家庭局長、保険局長の5局長連名で「看護師等の『雇用の質』の向上のための取り組みについての通知」を発出したが、その中で「看護師等の勤務環境の改善なくして、持続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めない。夜勤交代制労働者の勤務環境改善は喫緊の課題」としている。

 平成22年6月に閣議決定された「新成長戦略」において、医療・介護・健康関連産業は、「日本の成長牽引産業」として位置づけられるとともに、質の高い医療・介護サービスを安定的に提供できる体制を整備することとされている。

 しかしながら、医師・看護師・介護職員など医療・福祉労働者の人手不足は深刻である。必要な人材の確保を図りながら、これらの職員が健康で安心して働ける環境を整備し、「雇用の質」を高めていくことが喫緊の課題である。

 このためには、看護師・介護職員などの夜勤・交替制勤務者の増員と働き続けられる夜勤改善をはじめとする勤務環境の改善が不可欠である。

 安全・安心で質の高い医療・介護サービス実現のため、看護師等の夜勤改善・増員が図られるよう、下記の事項について要望する。

 

1 看護師、介護職員等が健康で安心して働き、地域住民が質の高い医療・介護サービスが受けられるよう、厚労省5局長通知に基づき、夜勤交代制労働者が働き続けられる夜勤へと改善することをはじめ、勤務環境の抜本的な改善に努めること。

2 医師・看護師、介護職員などを増員すること。

 

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 

 平成24年  月  日

                               島根県議会

(提出先) 

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣

 厚生労働大臣    

 財務大臣

 文部科学大臣

 総務大臣

 

 

【平成24年10月12日 原案可決】

 

 

 



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