• 背景色 
  • 文字サイズ 

玉造厚生年金病院と同保養ホームの存続等に関する意見書(平成17年6月定例会)

 

玉造厚生年金病院と同保養ホームの存続等に関する意見書

上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

平成17年7月8日

提出者
上代義島田三田中八洲藤山三島渡辺恵夫
五百川純寿原成田原正居

(別紙)
玉造厚生年金病院と同保養ホームの存続等に関する意見書
 

 玉造厚生年金病院は、「島根県松江圏域の地域リハビリテーション支援センター」に指定され、2次救急医療機関として役割を果たすとともに、人工関節や脊椎に関する手術を含めた医療・リハビリティーションの分野では、国内トップレベルの専門病院として全国各地から患者を受け入れている。

 また、同病院に併設されている保養ホームは、滞在型のリハビリティーション医療と温泉療法システムを組み合わせ、食事療法・運動療法を中心に病院と連携しながら行い、入所者の社会復帰の支援等を行う福祉施設として、年間2万人の人々に利用されている。

 両施設は、医療分野・福祉分野で大きな役割を果たすだけではなく、約300人に及ぶ職員の雇用の創出を始めとして、地域経済にも大きく貢献している。

 しかし、国においては、年金制度改革の一環として社会保険庁改革を進めており、その一環として、年金福祉施設の地方公共団体や民間への売却も含めた移譲を進めることとしている。

 その中で、病院については病院機能の公益性を損なうことがないよう、また、ホームについては、その事情を踏まえ適切な方法をとるべきとの意見もある。

 国においては、玉造厚生年金病院と同保養ホームが連携して提供している医療・福祉サービスの機能が、将来にわたり継続・充実できるよう、特段の措置を講じられるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成17年7

島根県議会

(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
厚生労働大臣

 

 



お問い合わせ先

島根県議会

住所 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL 0852-22-5356
FAX 0852-22-5273
メール  kengikai@pref.shimane.lg.jp