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 名前が<ク>ではじまる植物の解説

クサイチゴ(バラ科)
伐採跡地など日当たりのよいところに最初に出てくる植物です。茎や葉には腺毛と軟毛が密生しています。春には、比較的大きな白い花が咲きます。夏には、実が赤く熟します。甘味は少ないが、おいしい実です。
クサイチゴ

クサギ(クマツヅラ科)
葉や枝をもんで臭いを嗅ぐと、その名のとおり強烈な臭いがします。しかし、.若葉をクサギ菜と呼んで食用にする地方も多くあります。秋には赤い5つのがくの上に、紺碧の実をつけます。昔はこの実を染料にして、あさぎ色の染物を作っていました。
クサギ

クサソテツ(イワデンダ科)
シダの仲間で、全体の姿がソテツに似ていることから名付けられました。山間部の河畔などに群生しており、庭園にも植えられます。若芽は「こごみ」とも呼ばれ、食用にされます。
クサソテツ

クジャクシダ(ホウライシダ科)
ちょうどクジャクが尾の羽根を広げたような形をしているので、この名がつけられました。茎は、黒漆塗りのようにツヤがあります。また、開き始めたころの若葉は、赤紫色でとても美しいものです。若葉の色は、黄緑色になりやがて緑色に変わっていきます。
クジャクシダ

クズ(マメ科)
秋の七草のひとつです。夏から秋にかけて、赤紫色の花が咲きます。花は美しく、甘い香りがあります。昔、奈良県吉野郡国栖(くず)の商人が、この植物の根からとれる粉を食用や薬用として売り歩いたことから、クズと呼ばれるようになりました。
クズ

クマシデ(カバノキ科)
温帯気候の中でも比較的温かいところ(中間温帯)を好むシデの仲間で、葉脈が美しく平行にそろっているのが特徴です。島根県の山の中腹では、イヌシデとともに大規模な自然林を形成しているクマシデを見ることができます。
クマシデ

クマノミズキ(ミズキ科)
秋にノブドウほどの小さな実をたくさんつけ、熟すと黒くなります。名前の由来は、熊野地方のミズキという意味です。ミズキは、漢字で書くと水木で、春に枝を切ると切り口から樹液がたくさん出る木です。
クマノミズキ

クリ(ブナ科)
同じブナ科のクヌギとよく似ています。葉を太陽に透かしてみて、葉緑体があるのがクリで、ないものはクヌギです。

クルマバソウ(アカネ科)
島根県では、特定の場所でしか見られない植物です。春に小さな白い花をつける多年草で、残雪を掘り起こしてみると雪の下から青々とした葉を見つけることもできます。漢字では、車葉草と書き、放射状に出た葉のつき方からこのような名前がつけられました。
クルマバソウ

クロキ(ハイノキ科)
常緑高木で、樹皮は黒褐色です。春に多くの白色の花をつけます。果実は黒色で先が尖っているのが特徴です。中国地方に多く見られる樹木です。
クロキ

クロベ(ヒノキ科)
ネズコとも呼ばれる樹木で、中部地方以北に多い木です。近畿以南には、ほんの数カ所でしかみられませんが、隠岐と島根半島にポツンと分布しています。クロベは、ヒノキとアスナロの中間のような葉をしており、葉の裏は白くなりません。建築や器具などを作るのに利用される有用材として知られています。
クロベ

クロマツ(マツ科)
樹皮が、黒っぽいことから名付けられました。針のような葉の先を触ってみると、アカマツよりクロマツが鋭く痛いので、実験してみてください。

クロモジ(クスノキ科)
北海道から中国地方までに分布している落葉低木です。4月ごろ、黄色の小さな花をつけます。秋には、葉はみごとな黄色に色づきます。また、クロモジ材には特有の油が含まれており、芳香があることから和菓子用の楊枝、漢方薬の材料などのさまざまな用途に利用されています。
クロモジ

  
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