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三島議員(無)

 

(問)子どもの読書活動推進について

1.公共図書館への蔵書の貸与事業に対する知事の思いを現場へのメッセージとして伺う。

 

(答)知事

1.最後に、公共図書館の蔵書の貸与事業というのを今年度の予算でも増額をしているわけであります。昨年この件について、一昨年でございますね、いろいろ県庁内でも議論をして、学校司書を増やそう、そういうことを始めたわけであります。

 それによりまして、今年度から県内全ての小中学校に、学校司書や司書のボランティアの方々を配置をする。その結果、学校図書館が非常に活発に活用されるという動きが見られております。

 使いやすい学校図書館にするために、図書館のレイアウトを変えるとかですね、いろいろな努力が各学校の現場で行われているという報告を受けています。そうした活動は、地域の人と学校の先生達が一緒になってやったりしている事例がありまして、そうした図書館を改造していく様子を教育委員会が「学校図書館大改造」という、いくつかの学校のですね実例をテレビに撮ってDVDにしております。それを全小中学校に配布をして、他の小中学校でもいろいろ工夫をしようということになっております。

 その中で、そういう活動は大事なんでありますけども、やっぱり図書の充実というのが必要なわけであります。

 教育委員会も各市町村に対しまして、図書の充実を言っておりますが、各市町村でみますと今年度の当初予算では県内の総額で約九千四百万円位が図書の充実に使われている。

 それに加えて、今年度の補正予算で各市町村合計しますと五千万円位の図書の充実のための予算を追加計上している。併せますと、一億五千万円弱位、図書の充実に使っているわけであります。

 しかし、まだまだ足りないという声を聞きますから、県の方では来年度の当初予算におきまして、県立図書館において小中学校用に二千冊で一パック五百万円相当のパッケージを作りまして、これを十二セット用意して、これを市町村の図書館などに県から委託をして活用してもらうというのを始めたわけであります。

 やはり議員のお話にありましたけども、読書の充実というのは子どもたちの発育にとって大変大事なものでありますから、司書の方々、学校の先生の方々、是非とも図書館のそうした図書を活用しながら子どもたちの読書活動が進むようにですね、お願いをしたいし、県も引き続き支援をしていきたいと考えているところであります。

 以上であります。

 


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