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池田議員

(問)専門高校の定数について
1.専門高校卒業の総人数と就職人数、進学人数を伺う。
2.中学校での進路指導の実態を伺う。
3.専門高校の入学定員を減らし、普通高校の入学定員を増やすなどの高校の再編は必要ないか伺う。

 

(答)教育長
1.平成26年3月の県内高校卒業生6,183名のうち、農業・工業・商業などの専門学科卒業生は1,599名です。
そのうち、就職が842名、進学が735名、その他が22名であり、進学の内訳については、3分の1が大学へ、3分の2が専修学校等へ進学しております。
 

2.中学校では、特別活動の授業において、望ましい勤労観・職業観の形成、進路の適切な選択などを取り上げて指導しております。
具体的には、地域の協力を得た広域での職場体験、高校を招いての説明会などを開催しております。
加えて、高校側の方からも、オープンスクールの開催、学校紹介パンフレット、あるいはDVDの作成などにより、詳しい情報が提供されております。
専門学科を希望する中学3年生の数は、9月段階では、高校の専門学科の定員を上回っており、それぞれの学科について理解し、希望しているものと考えております。
 

3.専門高校は、専門分野のスペシャリストや次代を担う即戦力を育てる学校であるとともに、地域や地元産業と協働した実践的な教育活動がより多く実践され、地域に活力を与える存在となっている場合が多いと考えております。
そうした教育活動を通して、より専門的な学びの必要性を感じ、大学や専修学校等への進学を志すようになる生徒も相当数おります。
また、大学等において、専門的な学びを受けた生徒を対象とした入試を行っており、専門高校生の進路先となっている状況もございます。
専門高校の定員並びに在り方については、専門高校の現状を踏まえ、社会の変化、生徒や地域のニーズ、地域産業の実態を総合的に判断しながら考えていきます。

 

 

 

 


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