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生越議員

(問)コメ問題について
1.学校給食を食育の場として箸の持ち方などマナーも含め活用できないか、また、自給率の向上を目指すために何はともあれコメを食べる習慣というものが必要であり、学校でしっかりおコメを食べてほしいという心境だが、所見を伺う。

 

(答)知事
1.食事のマナー、おっしゃるように以前ですと家族そろっての食事の中で、私どももそうでございますけれども、色々教えてもらってきたわけでございます。
けれども、核家族の進行でありますとか、あるいはお父さんが残業で夕食に加わらないとか、色々なことがありまして、そうしたマナーもやや崩れがちになっているということでありまして、学校給食におきましては、そうした食べ残しをしないとか、箸の持ち方とかそういうことも含めて、食育を子どもたちに教えていると聞いております。
給食は、やはり子どもたちの成長のために、栄養のバランスのとれた食事でなければいかんわけでありまして、県では、「島根県地産地消促進計画」を策定しまして、学校給食での米のごはんを中心とした和食献立の普及の推進をしております。
これからも、島根のおいしいお米を食べることで、子どもたちが、健康でたくましく育っていくことを期待しているところであります。

 

(答)教育長
1.米飯給食の状況ですけれども、すべての市町村において県産米を使用して、平成25年度の週当たりの米飯実施回数は3.5回となっております。5年前より0.2回増え、徐々に拡大する傾向にあり、全国平均が3.3回ですので、これを上まわっております。
また、週5回の完全米飯給食を行っている学校の割合は、11.7%でございます。
米飯給食の教育的意義につきましては、日本の伝統的な食生活の基本である米飯を主食としたバランスの良い食習慣の形成、地域の食文化を通じた郷土への関心を深めること、正しい箸の持ち方や食べる姿勢などの食事の作法の育成などがあげられます。
季節感や地域性が感じられる和食の献立を学校給食に積極的に取り入れることで、子どもたちの味覚を育て、健康づくりにつなげております。
さらに、県内の地場産物を活用した和食のレシピ集を各学校へ配布し、栄養教諭等を対象とした和食料理講習会を開催するなど普及にも努めているところです。
今後も、関係部局や市町村教育委員会と連携し、地域や学校の実情等に応じた米飯給食や和食の推進を促してまいります。

 

 

 

 


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