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三島議員(無)

 

(問)脳脊髄液減少症について

1.学校における脳脊髄液減少症の子供たちに対するサポートの現状を伺う。

 

(答)教育長

1.平成十九年に国の方からこの病気に対する適切な対応につきまして通知を受けて、ただちに各市町村、各学校へ周知を図ったところでございます。

 現在、その後養護教諭等を対象とした研修を毎年やっておりますが、その中でこの病気の症状や原因について周知を図っております。

 それから、事故等により症状が発生した場合に、医療機関との適切な連携を図ること、あるいは先ほど健康福祉部長からもございましたように、周囲から症状について理解が得られなかった事例があることから、個々の児童生徒の心身の状態に応じて、学校生活の様々な面で適切に配慮すること、こういう指導を行っております。

 各学校では、日々の健康観察、あるいは保健調査等による子どもの健康状態の把握を通じまして、この病気も含めまして健康課題を抱えている子供たちが、安心して学べるよう努めているところでございます。

 

(問)防災・減災のための社会基盤再構築について

1.建物の長寿命化への取組状況を概括的に伺う。

 

(答)教育長

1.教育委員会所管の建物でございますが、そのうち、県立学校につきましては、毎年度、現地調査を行いまして、必要な修繕を実施いたしております。

 また、建築後、概ね15年程度を経過した建物につきましては、屋上の防水、あるいは外壁の塗装などの大規模な修繕を計画的に実施いたしております。

 その他の施設、体育館や図書館などでございますが、これらにつきましても、適宜必要な修繕を実施いたしているところでございます。

 

(問)障がい者雇用について

1.障がいのある生徒と困難を抱える生徒について、それぞれの就職ニーズの充足状況とミスマッチの現状、就労後の支援の取組について伺う。

 

(答)教育長

1.特別支援学校及び県立高等学校におきましては、キャリア教育を通じての職業観や勤労観の育成、また、関係機関と連携いたしまして、生徒一人一人に適した進路選択への支援に努めています。

 特に、特別支援学校では、現場実習や障害者就業・生活支援センター等と連携いたしまして、就労時のマッチングを行っています。

 今、議員からご指摘がありましたように、厳しい経済情勢もありますので、就職を希望していても就職ができていない、あるいは、本人が希望する職種につけない生徒もおり、インターンシップや企業見学など関係機関との連携を強化いたしまして、就職を希望する生徒が社会や企業に対する認識を深めたうえで、願いがかなうよう支援してまいります。

 卒業後のフォローアップにつきましては現在、各学校の教員が進路先を訪問し、状況把握を行ったり、個別の相談に応じるなどのフォローアップを行うとともに、何らかの理由で離職した者についても、再就職等の支援に努めており、今後も引き続き、関係機関と連携し、就職後のフォローアップに努めてまいります。


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