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珍部議員(民主県民)

 

(問)教員の採用について

1.教員を採用する際に何を重視しているのか伺う。

2.質の高い教員の確保が重要だと考えるが、県の取組みを伺う。

 

(答)教育長

1.まず、今ご紹介にありました件につきまして、大変ご心配ご不安をおかけしたということに、あらためてお詫びを申し上げたいと思います。

 そのうえで、教員の採用についてご質問ございました。私ども、何よりも教員には、教科指導に必要な専門的知識、これはもとよりでございますが、そのうえに豊かな知性や感性、それから児童生徒に対する教育者としての愛情、教職に対する情熱、強い使命感、やはりこれらが必要であるというふうに思っております。

 採用にあたりましては、こうした知識や人間性、指導力など全体にバランスのとれた資質を持っているのかどうか、そういったことを適切に把握することが必要であるというふうに考えております。

 

2.教員に必要な求める資質については先ほど申し上げましたが、そういう資質を判断するためにも、教員採用のための制度、これに工夫を加えることが大事だということで、毎年改善を図ってきております。

 まず、筆記試験で図ることのできる知識はもとよりでありますが、その筆記試験で図れない人物重視、こういった選考を進めてまいりました。そのためには、やはり面接試験でございます。個人や集団による面接を取り入れましたり、あるいは面接時間を増やす、とこういった改善を加えてきたところであります。試験は一次試験と二次試験がございますが、一次試験、これは集団面接でございます。この集団面接では、面接員といたしまして民間の方にも加わっていただきまして、さきほど申し上げました教職への熱意や思考力、こういったものに加えまして、社会人としての協調性についても把握するよう努めております。

 それから、二次試験では、面接試験に十分時間をかけますとともに、模擬授業でありますとか実技試験を実施することで、教員として必要な資質、能力などについてきめ細かく把握するように努めてきたところであります。

 今後とも、こうしたことによりまして、できる限り質の高い教員の確保に努めてまいりたいと考えております。

 

 

 

 


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